時代に合わせて、教え方も変わっているのか?


さて、算数でございますが、今週は「かけ算②」ということで、3・4・6・7の段と、簡単な分配法則まで学ぶという演習内容でございました。

面積図による分配法則
歯ごたえのある第2回

いきなり面積図っぽいのをやるのかと、旧版のくせに進んだカリキュラムに慄きましたが、やってみると「8×24」みたいな “九九の管轄外” な問題も、難なく「8×3が3つ」と分解できたりもするもので、掛け算を理解するには、図から入るというのは良いタイミングなのかとも思いました。

そう言えばですが、足し算・引き算でも、「さくらんぼ・バナナ方式」というのを見て、これはナンゾヤ?と思ったことがありました。

やはり、教え方や “技” というのは日々進化しているものであり、我が家の新演習が旧版であること…なんなら3年生になると、2世代も古くなることが少々悔やまれてなりません…(泣)

ちょいと話が逸れてしまいますが、長女が3年生のときに、学校から「かけ算が遅い」と言われてしまったことがございました。

学校から言われるとなると、それなりのコトでありますから、焦って公文に通ってみたりもしたのですが、
公文というのは、できない子が補習的に通うような所でもございませんので、劣等感からすぐに辞めてしまい、その後も長女の計算速度が向上することはありませんでした。

対しての次女でありますが、やはり同じような遺伝子をしておりますから、計算が速いようには思えません。

しかし、低学年からこうやって少しずつ学習を重ねているのですから、学校から「遅い」と言われてしまうことは無いであろうと、なんとなく漠然とした楽観視というのはあります。

その根拠を「掛け算」で例えるならば、たとえ片方の数値が小さくとも、片方の数値を大きくしてあげれば、結果的には同じともうしましょうか、
たとえ生まれ持った遺伝子に多少の違いがあったとしても、どれだけ勉強したかという「かける数」を大きくしてあげれば、良い結果が得られるはずということなのですが…

こうして、今回のようなカリキュラムの “ワザ” を目の当たりにしますと、「かける数」には努力値以外にも、教え方・教わり方、そのほか色んなものが補正値として存在していることを思い知らされます。

やっぱり、せめて3年生版は、新訂正版を買い直したほうがいいですかねぇ…。
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