~プリンセス・トヨトミ 万城目学(著)~感想

紹介書籍情報

プリンセス・トヨトミ
万城目学(著)

出版社:文藝春秋
文庫:554ページ

内容紹介

会計検査院の調査が、
大阪にある謎の団体「社団法人OJO」を対象に行われることに。
この調査をきっかけに大阪の秘密が明らかになってゆく。

会計検査院の調査員3人と、
舞台となる大阪・空堀商店街に住む中学生2人を軸に描かれる物語。

感想等々

万城目先生の「鴨川ホルモー」と「鹿男あをによし」は単行本発売から間を置かず読んでいたのですが、
この「プリンセス・トヨトミ」はずっと積んだままだった私。
ようやく読み終えました。

万城目先生の作品を読むのはこれで3作目。
既に読んでいた2作品のような不思議な話なのかと思っていたのですが、
ちょっとベクトルが違った印象を受けました。
(「鴨川ホルモー」と「鹿男あをによし」を読んだのはだいぶ前なので、当てにならないですが。)

個人的にはちょっと物足りなかったかなと。
もっと会計検査院の調査員3人の活躍・どたばたを読みたかったですね。

映画化されているので、
興味を持たれた方は、映像作品から入ってゆくのも有りかと思います。

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