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2019.10.04
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カテゴリ:子育て
先日、娘'sの中学のテニス部の後輩親子が
娘’sにアドバイスを聞きにきた

話は簡単
娘’sは、結局、小中と塾に行かずに受験を乗り越えた
そのノウハウを聞きに来たのだ

娘’sが、いろいろと話していたので
私は極力、口を挟まず
お茶を出したり、お菓子を出したりして、もてなしをしていた

で、1時間程話していたが、上手く伝わらなかった様で、結局、私のところにヘルプを出してきた

がんばった、がんばった
普段、人に説明なんてしない子達が、こんなに話したんだから
上出来、上出来
人に説明するのって難しいよね

で、私は、後輩親子に
「まず、独学の道を選択するっていう事は、失敗しても誰のせいにもできない
その覚悟はありますか?
たとえ受験に失敗して、本命ではない学校に行く事になっても、楽しく通えますか?
現状維持で進学先を決めるなら問題は無いのですが、レベルの高い高校を目指すのであれば、覚悟が必要ですよ」
こう問いかけた
後輩の娘は、意味が解らなかった様だったが、母親は顔色が変わった
私の問いかけの意味を理解したようだった

塾に行けば、塾の講師が成績管理から、学習の進行管理、モチベーションの維持管理まで全部やってくれる
家庭教師も全部とはいかないけど、ある程度目安は立ててくれる

が、独学の場合、そうはいかない
成績管理も学習の進行管理もモチベーションの維持管理も受験の分析も全てを自分でやらなければならない

そこには、塾で活用している、膨大なデータも、積み重ねてきたノウハウも洗練された指導法も何もない
こういった物は、レベルの高い学校に挑戦するのであれば、必要となってくる
そして、それは子どもだけでは決してできない事

つまりは
独学の受験 ≠ 子どもが自分で勉強して受験を乗り越える
ということになる

私は、受験って、家族で乗り越えていくものだと考えている
よく、「受験は子どもがやるんだから、親、関係ないじゃん」
って言う人がいるけど

そ〜じゃねぇだろ⁉︎

実際に、去年、娘'sが受験期真っ最中に、とある子育て施設のグループリーダーから、コレを言われて
私はメチャメチャ腹が立った
というか、その立場の役職の人間がそんな無理解な、それを言うか⁉︎
と、呆れて、その時は言葉を返す気にもならなかった

確かに試験その物は、子どもが立ち向かうべき試練
そこに親の手助けは無い
自分一人の力が試される
でも、親のサポート無しに受験までの長い期間は乗り切れない
特にメンタルな部分は家族の支えがあっての事だと思うし
もちろん、費用的な面では、絶対的に親負担なんだし
レベルの高い学校を目指し、自分の力を試そうと、高みに向かって挑戦するのであれば、なおの事
受かれば、それまでの全てが報われるが
落ちれば全てが水泡と消える
当然、気持ちも沈むが、それが結末ではない
人生なので、そこで終わりという事はなく、立ち上がって前に進まなければならない

私は、後輩親子に、そんな覚悟を問うた

もちろん、独学の道は教育費が抑えられるという、最大のメリットがある
母親は、このメリットにだけ目がいき、これからの期間、直面する様々な問題には考えが至らなかった様だ

ま、それは解らなくもないけどね

実際、我が家だって、家計的にはメチャメチャ助かったし
ホント、親孝行な娘'sだと思った
塾の月謝って、安くは無いからねぇ
特に我が家は×2だから

母親は、少し考えてから
「覚悟は無かったです。考えが甘かった様ですね」
と答えた
なので、私は親子に
「やると決めた時、覚悟はそれから親子で一緒に作っていけばいいんじゃないですか
ダメだと感じたら、その時は、軌道修正すればいいんだし
中途半端が一番厳しい状況を作ってしまうし、良くない結果に結びついてしまうから」
と伝えた

すると母親は
「どうするかは、もう一回、良く話し合ってみます
なので、今はどうやって受験を迎えて、結果を出したのか教えてください」
と言った

私は
「話し合うのは、父親を含め、家族全員で話し合ってください
子どもだからと言わず、娘さんの声にキチンと耳を傾けて、1人の人として対等に話をしてください」
と伝えた
「わかりました、そうします」
と言っていたので、我が家がやってきた事を教えた

まず、目標を設定する
早い時期、それこそ今すぐにでも
ココと決めた学校が決まったら、そこから更に2ランク上げた学校を目標に設定する
受験までに成績が届けば、ランクを上げて、その学校に行けばいいし
届かなくても、当初の目標は十分に届いているだろうから

私は、昨年、娘'sに説明したように
パラシュートの理論を親子に説明した
目標値ギリギリで受験を迎えるのではなく、目標値に早々届いて、安全に着地する事が大切だと話して聞かせた

そして、目標を達成するためのプロセスを話して聞かせた

ダラダラとやっても効果が薄い
内容を決めて、集中的に学習を進めていく
学校や塾に時間割がある様に
家庭学習にも時間割が必要
英単語や重要ワードの暗記、漢字書き取りなどの基礎と
ひたすら問題集をガリガリ解いていく応用と
そして何より休憩時間と休息日の設定
コレ、ホント大事
学習の合間、適当に休むんじゃなくって、10分とか20分って決めてキチンと休む
娘'sには模試と英検、漢検、数検をやらせてたので、土日はほとんどそれが入ってた
なので、土日の空いている日は、完全休息日にして息抜き
といった具合だ

よく、学習はやっているんだけど、成績が伸びない、成果が出ない、偏差値が上がらない
といった話を聞いたが
よくよく聞くと、ほとんどが、このスケジューリングをしてないか、あっても、英語、数学、国語といった様に漠然と決めていた
もっと個別具体的にスケジューリングしないと、子どもがその時、何を学習すればいいのか、迷ってしまう
結果、学習の効率が悪くなる

なので我が家では、受験までの限られた時間、効率的に学習をしていける様に、部屋には週割りの学習時間割
で、リビングには、3月までのカレンダーを全部張り出し
受験日までの日ごとのスケジュールが家族全員、一目でわかる様にしてあった

そのうち、娘'sが自分たちでカレンダーの日にち欄に
模試で偏差値を○○取る
模試でA判定を取る
英検準二級受ける
漢検準二級受ける
などの目標を書き込んでいく様になってきた

引き出しの奥から、小学生の頃に使っていた、『よくできました』のスタンプを引っ張り出してきて、目標が達成できたら、カレンダーに押し始めた時は、笑ってしまった

物持ちいいなぁ
よく持ってたね、そんな物⁉︎

それら全部を話して聞かせると
後輩の娘から
「英検とか漢検ってやった方がいいんですか?」
と、質問をしてきた
「別に必要な事だとは思わないなぁ
でも、やって無駄になる事もないと思うよ
それに、それで内申点が稼げるのなら、やれる事は何でもやった方がいいと思ったから、やる様にしてみたんだ
具体的にこれで内申点が何点上がるのかなんてわからないけど
やっておいて損な事にはならないと思うんだよね」
と、答えた

すると、母親が
「たくさん勉強されたんですね」
と言っていた
私は
「頑張っていたとは思いますよ
でも、ずっと勉強ばっかりかと言うと、そうでもなかったんですよ
けっこう遊び歩いてたし、大好きなアニメを視る時間はちゃんと作ってたし
要は効率的に計画的にやれたんじゃないでしょうかね」
と答えた

すると姉が
「そうだね〜、夜は23:00には寝てたし」
と言った

いやいや、おまえ、昼寝ばっかしてたじゃん

妹も
「寝る前、必ずアニメ1本視てたしね」
なんて事を言っていた

いやいやいや、1本視て寝るって言って、続きが気になるからって、ずっと視てたじゃん

後輩の娘は
「先輩達、やっぱスゴいな〜
私にできるかなぁ」
と言うので、私は
「始めは不安だと思うよ、でもやってみれば、そんなに大変じゃないし
それに、娘'sだって始めは、ムリだとか、出来ないだとか、今の成績で行ける学校でいいだとか、泣き言ばっかり言ってたけど、目標が定まってからは、言わなくなったし、実際にやってみたら、決して大変な事じゃないって、わかったんだと思うよ
要は、やるか、やらないかなんじゃないかなぁ」
と言うと

「だったら私もやってみたいと思う、行きたい高校あるもん」
と答えた

母親が
「親としては少しでもいい高校に行ってほしいし、娘が通いたいって思う高校に行ってほしいと思うから
そのためにはいろいろと考えないといけないんですね」
と言っていた

私は
「そうですね、でもね、親としてそんな風に考えられるのって、今だけじゃないですか⁉︎
この先、そう何回もあるもんじゃないし、一緒に受験、がんばってみようと思ってみませんか?」
と言うと
「そうですね」
と笑って答えた
「ちなみに私は、一緒に娘'sと試験問題解いてみたら、始めは勝ちましたけど、最後は負けましたけど」
と私が言うと、後輩の娘が
「私、ママに負けないもん」
と笑いながら言っていた

最後に
「またわからない事があったり、行き詰まったら相談させてください」
と言っていた
娘'sが
「いつでもいいよ、で、私たちの事なんて参考になるの?」
と答えていた

お前が言うな〜ッ!

何にしても、早く目標が定まれば
そこからの動きが早くなると思うので
後輩の娘には、早く目標を立てもらいたいと思う

何となく、娘'sは、後輩の娘には自分たちの高校に入ってきてほしいんだろうなぁ、って感じがした

春には第一志望の真新しい制服姿が見られるといいな






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最終更新日  2019.11.08 00:05:06
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