しろくろわんこ

我が家は双子

まぁ、二卵性だから、顔も性格も似てないんだけど

親でも時々、娘'sが双子だって事を忘れちゃう時もある
そのくらいやる事、なす事、てんでバラバラ

同じなのはアニオタ趣味と学校の部活

ちなみに、娘'sの通う高校の同級生には
双子が４ペア、同じ学校に通っている
それと、違う学校に通っている双子が２ペア
全部で６ペアの双子がいるらしい

今時って、双子、そんなにいるんだぁ⁉︎

一卵性は４ペア、二卵性は娘'sともう１ペアの２ペア

姉のクラスには、もう１ペア、双子の片割れがいて
妹のクラスには、学校が違う双子の子がいる

ん〜、私のまわりはそんなに双子がいなかったから、わかんないけど
けっこういるみたい、双子って⁉︎

双子は、一緒に育っちゃうから、小さい時は確かに子育ての手がほしいなぁとは思ったけど
育ってしまえば、寂しいもんで
やっぱり下に弟や妹がいれば⁉︎
なんて思う時もあった

んでも、娘'sは、妹や弟を欲しがったりはしなかったなぁ
常に隣に一番の仲良しが側に居て
一番の理解者がいるって感じなんだもん

弟や妹がいれば、優しくなれる訳ではないんだけど
やっぱり、下の子の面倒をみたり、小さい子や弱い子に優しくなってほしいとは思った
娘'sは、元々、気持ちの優しい子だったけど
兄弟姉妹がいないからなのか
率先して下の学年の子の面倒をみたりとか
そういった面はあまり見えなかった

そんなこんながあって
私も思うところがあって
我が家にゆずさんを迎え入れる事にしたのだ

ゆずさんを迎え入れるにあたって
私は、娘'sに
「ペットとして飼うんじゃないからね
家族として、君たちの妹として
家族の一員になるんだからね
可愛がるだけじゃなくって
散歩に行ったり、下のお世話をしたりできないんだったら
一切、関わっちゃダメだからね」
と言って聞かせた

動物を飼うと優しい気持ちが育つんじゃないか
単純にそんな考えがあった


実際にゆずさんを迎え入れて
初めは、下のお世話を嫌がったり
お散歩をサボったりもした


でも、ゆずさんも慣れてきて
一緒にお布団に入って寝たり
一緒にコタツに入って寛いでみたり
そうこうしていく内に
少しづつ、自分達からやる様になってきた

思春期に入り、反抗期らしい反抗ではないけど
プチ反抗期みたいなのがあったが
自分が家族を疎んで離れると
ゆずさんとも離れなきゃいけなくなるのがだんだん解ってきて
渋々な感じがしたが、それでも家族で一緒にいる様にしていた

ゆずさんは、ボーダーコリーなので
それなりの大きさがあり
愛玩犬の類いではないので
ホント、小さい子どもが一人増えたか⁉︎
ぐらいの存在感がある

当然、小さい犬と違って、怒ったり、気分を害された時の感情の出し方も激しいし
嬉しい時の喜びの表現も激しい
喜怒哀楽がハッキリとわかるから
娘'sも、「そっか〜、そうだよねぇ」
なんて、ゆずさんと会話をしているのをよく見かける

ゆずさんが怒った時なんかは
「わかった、ゴメン、ゴメン、悪かったよぉ」
なんてちゃんと謝ってるし

寒い冬の夜なんかは
「布団、来るか？」
と言って自分のベッドへ誘導してたりする
ソレ、湯たんぽ代わりにしたいだけでしょ⁉︎

遊び相手としてもちゃんと成立する

小学生の時なんて
ゆずさん連れて近くの小さい公園に友だちと行って
かくれんぼの鬼がわりに
ゆずさんが探す役をやったり

中学生の時は
近くの原っぱでテニスをやって
ゆずさんは球拾い役
バドミントンをやってる時は
ゆずさんはお邪魔役

高校生になった今は
土手沿いの遊歩道で、ダッシュのトレーニングのパートナーとして

ゆずさんも、大好きな姉ちゃん'sと遊べて、大満足だし
スゴく仲良し

でも、動物と深く関わると
心が育つ
というのか、昔から
動物好きには悪い人はいない
っていうくらい
気持ちが優しくなれるんだと思う

ペットではなく、家族として迎え入れる事で
いろいろと不都合もあるし
いろいろと考えさせられる

あきらかに泊りがけのお出かけも減ったし
可能ならば、ゆずさんも一緒出かける
そうすると必然的に行ける所が限られてくる
でも、それに対して娘'sは文句を言う事が無く
「ゆずさんが一緒だからね」と
ちゃんと受け入れてくれている

ゆずさんも解ってくれているのか
娘'sがテニスの試合の時なんかは
朝からほったらかしで、お家で留守番
散歩に出かける時間もなかったりするが
それでも問題行動を起こす事もなく
ちゃんと、お留守をしていてくれる

私からしたら
ホント、出来た三人娘なんだなぁ
ありがたい

そして、ほとんど医者にもかからない
健康な三人娘
これがいろんな意味で実に助かっているの









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