遅まきながら読破(35年遅れか)したが、7割位しか理解できない。金融界や政界には向いていないのだろう。環境学の世界でもこういうのばかりやってる人もいる。自然科学の知識に乏しいままでは、さぞかしつまらないことだろう。
均衡のグラフは何度も何度もみているが、具体的・定量的な数値入りは見たことがない。ゆえに概念のモデル化だろうくらいに、毎度毎度割り切っている。説明しろと言われても、途中で「あれ、逆じゃない?」って感じになってしまう。自称ガチな理系なので、おそらく大真面目に読めているはずだが、表から読むべきを、裏から「正確に」読んでしまっていて、ゆえに必ずそういうことになってしまうのだろう。
農水省林野庁に任官した1989年の時間外労働を計算してみました。月に120時間ってとこでした。若ければ何でもできる。翌年度は地方勤務で9時17時の生活。年度途中で大学教員に転任し、勝手に働き方改革して今日に至っております。当時もらった残業代は月に3万円。蟹工船並の時給。1989年の一年間で、ちょうど100万円搾取された計算。以降30年の学者生活でそのくらいはズルさせてもらったはず。経済学のお話。