【修羅場報告】(60代女性)幸せになるのは、お金よりも心の豊かさです

心が豊かなら幸せ
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旦那は自分中心の男

思い返してみると、結婚当初、いや付き合っていたころから自分中心の男でした。

後から分かったことですが、貰った給料の4分の1しか家に入れていなかったのです。

後のお金は自分の遊興費・服飾費でした。

家に入れたお金をやりくりして暮らしていた私や娘二人は、ごく平均的な生活、しかし元夫は高級品を身につけたセレブ生活でした。

自己中心的な男

元夫の父母が興した仕事を継いでいたので、付き合いなどがあるからちゃんとしたものを身につけていないとなめられる、というのが元夫の言い分だったのです。

突然、離婚の申し出を受けました

結婚して約20年たったある日、いきなり話があると言われ、そこで離婚をしたいと告げられました。

何が何だか分からない私でしたが、とにかくちゃんと話し合いたいと言ったのですが、もう自分は家に戻る気がないと言ってそのまま家を出てしまったのです。

離婚届け

その次に連絡があったのは、弁護士からでした。

それまでの耐え難い元夫からのモラハラや食べ重なる浮気も、いつかは笑って暮らせる日が来ると思って我慢していた結果が、この仕打ちだったのです。

弁護士からは、私が悪い妻だからこれ以上一緒にいられない、だから出ていくということでした。

提出書類にあった訴え

提出された書類には、「ご飯が食べたかったのに朝食がパンだった」「廊下の拭き掃除を、足で雑巾がけをする」など、普通なら離婚理由にならないことを書き連ねてありました。

へそくりなどなかった私は、実家の母に頼って知り合いを通じて弁護士に頼みましたが、こういうケースは今まで見たことがないと言われました。

つまり、こんな身勝手な離婚理由は見たことがない、ということでした。

結論としては、なるべく多くお金をもらって、早くこんな男と縁を切った方がいいというアドバイスをいただき、その方向で話を進めることになりました。

弁護士のアドバイス

しかし、離婚理由が私にあるということを譲らず、慰謝料はゼロ、辛うじて住んでいたマンションをローン完済の状態で貰っただけでした。

その離婚裁判の際に、こんな理不尽なことが通るのか?という疑いと怒りで私の心は壊れてしまいました。

一年間精神科にも通い、精神的に地獄の日々が続きましたが、元夫のことをよくわかっている娘たちの協力によってなんとか立ち直ったのです。

修羅場になったのは、夫の言葉を100%信じた義母が家に訪ねてきた時でした。

あんたがわるいんだからしょうがない、の言葉にぶちぎれてしまった私は、今まで我慢してきた言葉を泣きながらぶつけました。

結局娘たちが止めてくれたのですが、やっぱりこういうキレやすい女だったんだという義母の言葉で、あぁ離れるのが一番だと心が決まりました。

別れてから10年たちますが、いまだに思い出すと悔しさで体が震えますが、何とか自分で仕事を見つけて娘二人(結婚しました)と、その優しい夫たちと幸せに暮らしている今、離れてよかったと思っています。

縁を切って良かった

全て私のせいにして離婚した夫には、実はすでに彼女がいました。

離婚した翌年の父の日に、連絡を取った娘から聞いた話ですが、その時にはすでに再婚していたのです。

それならそれで、正直に言ってほしかった。

そこまで私を貶めて、一銭も渡さずに20年以上も連れ添った妻と娘二人を捨てるなんて、私も男を見る目がなかったなと思います。

夫だから、といって許して良い事と悪い事があった、これが今一番感じていることです。

夫の人間性そのものに疑問を持ったのなら、冷静に「この人と一緒にいて幸せな暮らしができるのか?」とよく考えるべきでした。

資格も何もなく、年齢もいった私でも自分一人が何とか暮らしていける位の仕事は見つけられます。

嫌な夫に我慢をし続けるのは損です

離婚はできればしない方がいい、でも、収入源がなくなると思って嫌な夫に我慢をしながら暮らすのは人生において大きな損です。

新しい道への扉を開く

もし、夫の人間性に疑問を持ちながらも結婚生活を続けている方がいたら、じっくり考えて新しい道を切り拓くことを検討してみてください。

幸せになるのは、お金よりも心の豊かさです、これが一番の教訓です。

ちなみに、元夫は私との離婚後に結婚した女性に1年後に捨てられました。

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