Rock BioPic (ロックスターの自伝映画)—Rocketman— | Kiira-kira♡日記

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海外から斬るいろんな話!XJAPANのことを経て、音楽のことを沢山書いてきましたが。一新してもっと自分の情報を出していこうと思います

9月に。
 

日本から帰りの飛行機内で「ROCKETMAN」を見ました。←この話題。ずっと、書きたかったのですが、随分時間が立ってしまいましたあせる

 

 

ボヘラプと同じ監督 (Dexter Fletcher) の手がけた映画です。

 

エルトン•ジョンか〜。興味ないな〜〜なんて最初は思ったのですが、

 

なんのなんのグラサン

 

引き込まれていく〜メラメラと言う感じの(今回は)ミュージカル、そしてBiopicでしたガーンオモシロカッタデス。

 

エルトン•ジョンは。。

 

50年にわたって第一線で活躍してきた人物で、グラミー賞を5度受賞したり、7枚連続でビルボード1位を獲得するアルバムを出したりと、ほとんど誰も経験してこなかったようなことを成し遂げてきたアーティスト。

 

ということで。

 

2つの映画、フレディーとエルトンの人生ですが、

 

超越した才能、そして、ミュージックビジネスでの成功/トップスターセレブとなった自分。でも、そのpublic persona (表の顔)とはかけ離れたプライベートな自分がいて、それに伴ってたくさんの危険にはまり堕ちていく。

 

という側面は共通して描写されていました←マスカレ〜〜〜ド音譜孤独に〜〜〜〜音譜

 

しかし、スーパースターってみんな孤独です〜汗 

 

多くの人がお金目当てに寄ってきて、誰を信じたらいいのかわからなくなる。

 

そして、多くの世界的な成功者が酒やドラッグに溺れていきダウンダウンダウンダウン

 

名声やお金って、満たされない心を癒してくれるものではないというのは。。。

 

Toshlくんの経験も同じでしたね汗

 

 

そして、そんなうざうざ寄ってくる人間とは別に、心から支え合うパートナーとか仲間がいたんです。フレディーにとってはQueen、エルトンにとってはBernie←50年間パートナーとして曲作ってきて、未だ、一回も喧嘩したことがないんですとびっくり

 

逆にそういう人間が周りにいたからこそ、成功がなりたったのかも知れないですねもぐもぐ

 

 

 

ボヘラプも、Rocketmanも。基本、自伝でありますが、どちらも、見た後、とても清々しい思いになりました。

 

それはエンディングでその、たくさんの痛い経験はあったものの、そこから抜け出して→sequence (続き)や昔とは違う今と成功がある。彼らの人生ってすばらしい〜〜!! というところをきっちり伝えてくれているからです。

 

ちなみに「We are X」は暗い道のりばかりをてんこ盛りにした作品。「辛かったね〜。でも、生きててよかったね〜ラブラブ亡くなった人の分までがんばらなくっちゃ〜。』で終わって!?

ちょっと弱いと言うか。。再結成して、じゃあ今どうなったの?その後のバンドとしての/人生の結果は??何考えてどうしていくの?みたいな。。そこが一番知りたいところなのに、終わった後、何だったっけ?と思う作品だったと私は思いましたあせるあせる

 

話はそれますが、私は「We are X」はビジネス契約がそもそもよくなかったと思います。だって、YOSHIKIやTOSHLの意向って全部聴いてもらえなかったのでしょうはてなマーク

監督に押し切られて一方的に作られた感じで。

 

エルトンにしても、Queenにしても、本人達がプロデューサーとしてしっかり入ってます。

 

何の為に映画を作るのか、どんな映画にしたいのかを本人達が最初にはっきり監督と話し合って(←これ大事。)

自分が納得できないないものは絶対やらせなかったビックリマーク何を伝えたいか。がしっかりしている!!

 

監督と本人が納得する作品にすることがやっぱりとても大事ですよね。

 

 

そもそも、なぜ、自叙伝的映画をとるのかというと、The New Yorker マガジンに興味深いことが書いてありました。

 

For artists (or their estates), bio-pics are a crucial marketing tool; they provide the ability to both produce and control their legacies and public images—and, for that matter, to propel themselves back into the forefront of mass media. At a time when record sales no longer exist, the bio-pic takes the place of the “greatest hits” album while also serving as its ad campaign.

 

アーティストにとって、自伝映画はきわめて重要なマーケティングツール。自伝映画は、レガシーと一般へのイメージを作り誘導し、そして自分達をマスメディアの最前線にもう一度押し戻してくれる。
記録的な売上高がもはや存在しないとき、映画の広告キャンペーンとして、一番売れていた時のベストアルバム/ヒット曲を映画が呼び覚ましてくれる効果がある。

 

 

う〜〜ん。。映画ばっかり撮っているよっちゃんの試みってそうじゃなくって、新しい曲の広告キャンペーン場所とするんじゃなかったっけはてなマーク

でも今度のは自分だけの自伝映画ですよねはてなマーク

だったら、やっぱり⬆️が目的なのかしらはてなマーク

 

わかりません。でもアルバム出してバンドでもソロでも勝負してから映画とるってのじゃだめだったのかしらはてなマークはてなマークはてなマークはてなマークはてなマークはてなマークはてなマークはてなマーク

 

あらっえー

 

話がまたXに飛んでいってしまいました笑い泣き

 

 

戻ります。

 

とにかく、忘れないように、リンクをピタッ。

 

映画の為にエルトンが書き下ろし、主役のタロン・エガートン(←むっちゃかわいいです。)と一緒に歌ってる圧巻曲→Rocketman

 

私の一番好きなエルトンのこの曲 →I am still standing

 

とダンサーの踊りが圧巻なのはこれ→Saturday Night’s Alright

 

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*監督が話すコンセプトの話→Rather, it’s a memory, and “memory is fallible”

*ボヘラプとの趣旨の違い→Rockmanとボヘラプ

 

参照: The New Yorker   RollingStone