●はじめに
およそ10か月(2月ころから、大統領が決まる11月まで)に及ぶ長期のアメリカ大統領選がスタートしている。しかし、解説本や大統領選の特集新聞・図解写真等を読んでも・・・・・いまいちわからない。日本のような直接、候補者を選ぶ直接選挙でなく、大統領候補を掲げている代議員を選ぶ間接選挙だから・・・・・わかりにくい。予備選挙で直接大統領候補に投票するのでなく、大統領候補の旗を掲げている代議員に投票する。その代議員の数を競い、民主・共和の大統領候補が指名され・・・・・本選挙では、今度は大統領選挙人での数を競う。またまた間接選挙らしい。複雑でわかりにくい。こんなに長期間やって意味があるのだろうか?
さらに州によっては「勝者総取り」方式で一票でも相手より多い数なら・・・・・全部多い数になってしまう?オセロゲームのように一気に味方陣営が勝つように反転する方式がわからない。
現実に、この国に住んでないとつかめない選挙だ。あいかわらず、うやむやの状態にいますが・・・・・
とりあえず、理解不足のまま・・・・・でまとめてみた。後日、追加補正していきます。
https://ischool.co.jp/2016-11-08/ より転載追加
アメリカは民主党と共和党の二大政党制になっておりこの二大政党で闘う。
(前回では民主クリントン、共和トランプでトランプ勝利、大統領になった)大統領選は4年ごとに行われる。
■あの時のトランプ氏とヒラリー氏の闘い(最終的に一騎打ち)2016年11/8の写真
この11月の時点では大統領選挙人を選ぶ間接選挙の時なのだろう。トランプ氏を支持する大統領選挙人が多数をしめて・・・・・トランプ氏が勝った。
https://info.monex.co.jp/news-archive/201608/news1608_16/ より転載
●「大統領が決まるまで」の日程とステップ
■米大統領がきまるまで写真図・・・・・およその日程がわかる。
https://mainichi.jp/articles/20160211/ddm/007/030/046000c より転載
まず各党で候補者を一人に絞るための予備選挙が行われる。
1【予備選挙】全米各州で党員集会と予備選挙・・・2月から6月まで行われる。
自分が選びたい候補者を支持する代議員に投票する間接選挙。代議員の数を競い合う間接選挙。
2【予備選挙】民主党・共和党の全国大会・・・7月に行われます。
この全国大会で各党の代表一人が指名される。
3【本選挙】大統領選挙人の選出
4【本選挙】一般有権者による投票・・・11月8日
各州の人口に応じて割り当てられた大統領選挙人の獲得を競う間接選挙。
5【本選挙】大統領選挙人による投票・・・12月
5の【本選挙】は、11月8日の一般投票の結果が覆されることはないので、儀礼的な意味合いが強いです。
●予備選挙・・・・・選びたい候補者を支持する代議員に投票する間接選挙
有権者が直接候補者を選ぶのでなく、自分が選びたい候補者を支持する代議員に投票する(間接選挙)。各候補者は得票数に応じた人数の代議員を獲得し、この人数が多いほうが優位に立つ。
獲得する代議員はそれぞれ、得票率が15%以上の候補者間で比例配分される。州によっては比例配分でなく総取り方式をとっている州もある(一票でも多いと、敵の代議員数も勝者の数になってしまう)。
予備選挙の結果を踏まえて、民主では過半数の1990人以上を獲得すれば・・・・・夏7月の党全国大会で各党の公認候補(民主・共和で各一名)が決定する。
★2016年の予備選挙では、共和党からはトランプ候補、民主党からはクリントン候補が、大統領候補者として選出された。
★スーパー・チューズデー・・・・・火曜日
予備選挙や党員集会が集中する日が、「スーパーチューズデー」。
14の州で予備選挙などが行われ、代議員のおよそ3分の1が決まる。
アメリカ大統領選挙が実施される年の2月、3月初旬の1つの火曜日を指します。多くの週で同日、党員集会、予備選挙が開催され、多くの代議員を獲得できる日と言われています。候補者は、この日を上手く乗り切ることで、大統領候補としての指名を獲得することができるのです。
★1992年、それより前の予備選挙で敗北していた民主党のビル・クリントン候補は、スーパー・チューズデーに行われた南部の予備選挙で確たる勝利を収めたことで、死から蘇った候補、として浮上した。クリントン候補は、最終的に、民主党大統領候補としての指名を受け、さらに大統領の地位を得た。
今回の「スーパーチューズデー」は、2020年3月3日。
★予備選挙における勝者総取り方式
例えばカリフォルニは州で共和党の候補者が3人いた場合、A候補者が最も多くの票を得たとします。この場合、A候補者、B候補者、C候補者のそれぞれを支持していた「代議員」を、A候補者がすべて獲得できることになります。
大半の州で、最も多くの. 票を獲得した候補者が、全ての選挙人を獲得するこの「勝者総取り 」方式を採用しています。そのため、選挙人が多. いカリフォルニア州やテキサス州などで勝利すれば、選挙に有利となります。
●本選挙・・・・・有権者が「大統領選挙人」に投票する間接選挙
●本選挙 ……有権者は「特定の大統領候補への投票を宣誓している大統領選挙人に投票する」間接選挙。本選挙は2020年11月3日。
各党一人に絞られて……11月に一騎打ちの本選挙。「大統領選挙人」は全部で538人。
過半数は270人である。
まず大統領選挙人を選出する。この11月の大統領選挙で勝った人が来年1月に大統領に就任する。
有権者が大統領を直接選ぶのではなく、特定の大統領候補への投票を宣誓している「大統領選挙人」に投票するという間接選挙になります。
★大統領選挙人と一般選挙における勝者総取り方式
例えば、カリフォルニア州では、55人の大統領選挙人が選出されます。例えば、有権者による選挙結果が、28人がクリントン氏、27人がトランプ氏という接戦の場合、1票でも多い票を獲得したクリントン氏を、55人の大統領選挙人 全員が支持するという仕組みになっています。
■トランプ氏とヒラリー氏との大統領選挙人での一騎打ちの・・・・・2016年時(4年前)の結果。11月ごろ。
数字は大統領選挙人の数・・・・・西部のカリフォルニア州は大統領選挙人が55名と多い
https://seijiyama.jp/article/news/nws20161007-2.html
●YouTube・・・・・一分でわかる大統領選挙
https://youtu.be/FBZgC8mqcOM
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