帝王切開、立ち会いました。

2019/04/02

妊娠出産


みなさん、おはこんばんにちは!MountainMouthです。

2018年10月に息子誕生!
といっても、妻は大変苦労した出産となりました。

通常分娩予定で陣痛経験したうえでの緊急帝王切開プラス吸引分娩、子宮も少し裂けました。

その帝王切開の手術、夫である私も立ち会いました。
手術に立ち会いできるとは思ってなかったので、めちゃめちゃビックリしました。

帝王切開は立ち会いできる??


調べてみたところ、病院によってできるところとできないところがあるようです。

ですので、帝王切開になった場合もどうしても立ち会いたいという方には、出産予定の病院や産婦人科医へ確認したほうがいいです。

私たちの場合、妻の体型は安産型(怒られそうですが本人自覚納得済みです笑)、妻の母も三人子供を産んでおり、三人とも安産中の安産ということと、妊娠中も順調で臨月に入ってからも回旋異常等の問題もなかったので、完全に通常分娩になると思っておりました。

何があるのかわからないのが妊娠出産。
わかってはいたつもりが思わぬ誤算でした。

帝王切開の立ち会いはどんな感じ??


以前noteに「プレパパにできること」というものを書きました。詳細はこちらに書いておりますので、より詳しく知りたいという方はご参照ください。

 緊急帝王切開が決まって、私たちは別室に移動。
帝王切開の注意事項・免責事項等の書面に署名を行いました。
他の方の予定帝王切開(様々な事情で決まった日時に帝王切開することがあります)がなかったため、本当にすぐに手術できる運びとなりました。

妻は先に手術室へ。
私はビニール製の頭巾とエプロンを渡され、着た状態で呼ばれるのを待ちました。

5分後くらいに呼ばれ手術室へ。
妻の枕元に椅子があり、そちらへ座るやいなや、手術開始となりました。

妻のお腹周りには手術用のシーツがかけられており、妻からは見えないようになっておりましたが、私は椅子に座っているため高さがあり、開腹するところなど手術の状況を見ようと思えば見ることができました。

しかし、怖くて見るのは避けました。
男性の方は血を見慣れていないことが多く、通常分娩であっても結構な血液が流れ出るので、たまに倒れる旦那さんがいると、参加したパパママ教室でそういった話があったのも怖くなった一つです。

倒れて迷惑かけられないですからね。

それでも手術していただいている先生方の表情は見れます。
開腹しても赤ちゃんの位置が悪かったようで、「ん?」と言いながら出しづらそうにしている先生を見て、これは祈るしかないなと思ったことを鮮明に覚えております。

結局、吸引分娩も行い、ようやく我が息子が生まれました。
そこからは通常分娩と同じく、呼吸させて泣くのを待ち、対面という運びとなりました。

帝王切開、立ち会って思ったこと



通常分娩は経験していないので、どちらが不安かドキドキするかというのはわかりませんが、確実に言えるのは最愛の妻がお腹を切るという事実に面と向かうということです。

まず免責事項の書面に署名をすること。
最良は尽くすが合併症が起こることもあるし、何かあった時には命を落とす可能性もある。
簡単に言うとこういった内容の書面に同意しサインをしなければなりません。

しかし、それしか方法がないのでサインせざるを得ません。
この時点で心臓バクバクです。手が震えたのを覚えております。

さらに手術に臨む妻の姿を見ることです。
麻酔がかかり、もう陣痛がない状態の妻が、両手を固定されてブルブル震えている姿を見て、一層恐怖しました。

さっきまで陣痛で意識朦朧とした中、帝王切開という選択を行い、麻酔で少し落ち着いたら開腹手術する現実が待っている。
いやこれは相当怖いですよ。

固定された妻の手に私の手を添えて、二人で手術を見守るしかありません。

結果的に吸引分娩も行ったため、その際に子宮が少し裂けました。
それ以外では出血量など他の問題はなく、手術は終わりました。

最近は傷跡が目立ちにくかったり、より目立たなくする薬や外科対応もあるようですが、開腹の事実は変わりませんし、通常分娩より入院も長くなります。

本当にお疲れ様としか言えないですし、今後の生活を全力サポートすることを改めて誓いました。
ただ、こうして立ち会えたことは手術に恐怖する妻の支えになったようで、本当によかったな〜と思います。

<まとめ>帝王切開も大変です。


当初、通常分娩予定だったので、本格的に陣痛が始まり苦しんでいる妻を見て、あと何時間この痛みに耐えないといけないのだろうと思うと、こちらも息苦しくて本当に祈るしかない状態でした。

帝王切開の提案を受け、手術が決まった時は妻も私もこの痛みから解放されると一瞬安堵しました。

が、結局怖くなりました。
お産は結果が全て。漫画「コウノドリ」でよく聞くセリフです。
 結果、無事に終わり妻も息子も元気に生活しております。
ちなみに妻は約6ヶ月経った今も、お腹の傷が痛む時があるようですし、開腹箇所のテーピングによるかぶれの痕が残っております。

見た目の綺麗さ、女性は大変気になることだと思います。

しかし、息子が元気に成長していっている姿を見て、本当に生まれてきてくれてよかったと話す妻を見て、少し安堵する私がいます。

通常分娩も大変、帝王切開もまた大変。
お産の大変さに違いはありません。