カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

映画・本・動画といったエンタメのレビューを友人に語りかけるように書きためています。映画は、おすすめポイントと大好きなカットに焦点。本や動画でポピュラーサイエンスやオカルトをエンタメとしてカバーしているのも特徴。

【私たちは時空を超えられるか①】大真面目にタイムマシンを語る。浦島太郎は竜宮城と共に、光速の99.999%で高速移動していた計算💦

こんにちは、カタツムリ系です🐌

ほとんど、SFドラマのテーマですね。しかも、言うまでもなく、大真面目。そういえば、月刊ムーのアメリカ版であるHISTORYチャンネル(正確には、HISTORYチャンネルの日本版が月刊ムー?)も、UFOに関して「プロジェクト・ブルーブック」というドラマを展開しています↓

なんと、プロモーションに、こじるりさんまで登場💦

その主要な役である、ハイネック博士は実在の天文台のトップ。もう、UFOはサブカルやオカルトではなく、サイエンスの対象なのかも💦

なので、時空を超えることにチャレンジする、本書↓も、バリバリのサイエンスです。

私たちは時空を超えられるか 最新理論が導く宇宙の果て、未来と過去への旅 (サイエンス・アイ新書)

出典はアマゾンさん。

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【目次】

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ウラシマ効果

P-16

浦島太郎の話では、浦島太郎が竜宮城で3年過ごす間に、もともと住んでいた世界では700年経過していたという。

700年?初耳。

P-16

これが相対性理論ウラシマ効果で実現されているとすると、その間、浦島太郎は竜宮城もろとも光速の99.999%の速さで宇宙空間を移動していたことになる。

予め計算したかのように、相対性理論を裏書きする浦島太郎物語。

P-16

もし浦島太郎の話が出て本当であったのならば、浦島太郎は宇宙人に連れ去られて宇宙旅行をしてきたのではないか、と言われるわけだ

浦島太郎の話が本当であるわけはないと思うのです。だって、話を伝えて人が浦島太郎本人でなければ、700年も生きられないので💦でも、聖書では一千年レベルの年齢の人も生きた人もいるし、なくはないか💦しかし、大なり小なり、コンパクトなウラシマ効果はいつも起こっているらしい。

 

わずかなウラシマ効果はいつも起きている

東京・大阪間の新幹線での移動は、距離500kmを時速250kmですが

P-17

新幹線に乗っている人の時間は止まっている人に比べて50億分の1秒、つまり0.2ナノ秒だけ遅くなる。

ナノは10億分の1なので、わざわざ気にするほうが可笑しいような水準。しかし、動いていると、時間が遅くなるのは、実証されているようです。ちなみに

P-18

かかった時間より進んだ時間の方が短いので、未来に行った

例えば、地上では10秒経過した間に、9秒しか経過していない場合を「未来に行った」と表現してよいらしい。言葉だけで考えると、逆に、「過去に留まっている」感じもしますが、おいおい、この考え方な慣れてくるといいのですが💦 先の引用の考え方を理解した前提で進めると

P-18

もっとずっと速く移動すれば、かけた時間よりもはるかに進んだ未来に向け行くことができる。これは単に速さだけの問題である。繰り返すが、未来に行くことは、物理学の法則に反することなく可能なのだ

 

時空の歪みの極致=ブラックホール

未来に行くと行っても時空を経由することには変わりはないようです。ブラックホールでは、強烈な収縮が起こり、強烈な密度が実現しているらしい。その考えを敷衍すると、万が一、人間や宇宙船がブラックホールに落ち込めば、ぺしゃんこになるかと思いきや 

P-53

異常にゆがみすぎた時間と空間の中で、最終的には宇宙船もろとと、人間の体は引き裂かれてしまうと考えられている。

なかなか物騒💦しかし、ブラックホールのような一方通行ではなく、ブラックホールの穴を別の場所につなげることで、人間の体が引き裂かれないケースも可能性あるのだとか。ブラックホールの穴を別の場所につなげる?!

P-55

微小な世界には、私たちの経験する世界とは全く異なる「量子力学」という物理の原理が働いている(中略)そのような微小な世界では、時空間が単に波打つだけではなく、本来別の場所だった時空間にトンネルがあいてワームホールができていると考えられる。だが、ワームホール量子力学の原理で作られていたとしても、それはあまりに小さすぎる上に不安定で、とても人間が通れるようなものではない

とにかく微小な世界が、確率的にしか存在し得ず、常にユラユラしていることは、かなりインプットされてきました。さらには「トンネル効果」と言って、何億分の一?の確率で、粒子が壁を通り抜けることもありうることも承知しています(もちろん、理屈はサッパリ💦)

トンネル効果(とんねるこうか)とは - コトバンク

それにしても、ご丁寧にも、ワームホールまでできると言うのは、訳が分からない。また、きっと、難し過ぎるので、説明がカットされたのかも💦 

さらには

P-56

人間が通れるような大きさのワームホールがありうるかどうかについて、理論的な研究を行った(中略)結果、理論上は「エキゾチック物質」という負のエネルギーを持つ物質がワームホールに詰め込まれていれば、人間が通れるほどの大きなワームホールであっても存在できる

とか。もう、全く意味は分からないので、引用だけで済ませます💦

 

ワームホール以外のタイムマシン製造方法

P-60

時間の軸を、輪ゴムのように一周して元に戻る輪っかのような形でにできれば、未来を過去につなげることができる

おそらくは、トポロジーとか、平面でない図形を扱う数学をある程度かじらないと、全くついていけないのかも。

 

 

また、次回。

 

#私たちは時空を超えられるか

#タイムマシン

#ワームホール