支援額は同じでも支援人数は3倍に🤓【クラウドファンディング②】アメリカのクラウドファンディング史上の伝説事例など
こんにちは、ペンギン男です🐧
前回の記事↓で、クラウドファンディングに関する記事を始めました。
本書↓のタイトルが「次世代ファイナンス クラウドファンディングで世界を変えよう!」というふうに威勢はいいのですが、中身はやや従来のお堅い金融系のテイスト💦
出典はアマゾンさん。
一方、自身でも関心のあった西野さんのクラウドファンディング周りの情報↓を見てみると、なかなか多彩🤓
芸能人ゆえの知名度を利用して(持っている武器はきちんと使う橋、という意味で、それはそれで、とても正当ですが)数打ちゃ当たる的なものではなく、とっても地に足がついたもの。上から目線で恐縮ですが、ちょっと感心💦
ついては、本書で、クラウドファンディングの仕組みを追いつつ、ケーススタディとして西野さんの事例を見ていくことにします。
————————————————————————
【目次】
- アメリカのクラウドファンディング史上の、IT系の伝説
- アメリカのクラウドファンディング史上、宇宙系の伝説
- アメリカのクラウドファンディング史上、クリエーター系の伝説
- 西野さん的「クラウドファンディング上、見ず知らずの人の企画をどうやってみてもらうのか」
- 西野さんの締めくくり
————————————————————————
(ページネーションはkindleでの表記に従います)
アメリカのクラウドファンディング史上の、IT系の伝説
No.514
2012年ペブルはスマホと連動して電子メールやゲームができる腕時計型端末「スマートウォッチ」を開発、世界で30万台以上を販売
念のためですが、iphone xだと、2018年10月現在で出荷台数は6,300万台💦
しかし個人として受け取る金額は巨大で
No.521
当初の目標額10万ドル(約1000万円)をはるかに上回る100倍の巨額資金を手にしました
10億円です💦
アメリカのクラウドファンディング史上、宇宙系の伝説
No.527
米ベンチャー企業プラネタリー・リソーシズは資源探査を目的とした小型の宇宙望遠鏡を開発中(中略)出資者には宇宙で好きな方向に望遠鏡を向け撮影する権利などを付与する
「望遠鏡で撮影する権利」なんて、なかなか洒落てます。さらに、英国のヴァージン・グループを率いるリチャード・ブランソンさんも個人で出資するなど、なかなかに話題性と夢に富んだ事案。
アメリカのクラウドファンディング史上、クリエーター系の伝説
No.568
なのですが、一味違うのは
No.581
期日内に目標額をクリアーできなかった場合(例; 100ドル ✖️ 95人しか集まらなかった)にはすべての出資がキャンセルされてしまうルール
こうして、優良な事業にのみ出資できるという仕組みなのです。
ほかにも
- 新型イヤホン開発
- 日本食レストランに関する書籍出版
- 学生支援ローン
などありますが、「夢」という観点で、上記の三つのプロジェクトに比べると、少し「映え」度が少ないのでスキップ💦
西野さん的「クラウドファンディング上、見ず知らずの人の企画をどうやってみてもらうのか」
どんな企画が見てもらえやすいのか
サイトの”なるべく上の方に”でてくる企画
検索結果の上位表示ということでしょうね。ちなみに「クラウドファンディングサーフィン」という言葉があるらしい。西野さんの造語?!
どんな企画がサイトの上の方に上がってくるのか
「支援額」や「支援者数」の多い企画
ごちゃごちゃ言わず「数」!なのです。しかし、なかなか高いハードル💦
支援額の少なさはどうカバーするのか
支援額の規模の向上はなかなか難しいけれど、支援者数はなんとかなる、と。
例えば
金額毎で、リターンをチョイスできる場合
→
①「三千円相当の商品A」
②「五千円相当の商品A+B」
③「一万円相当の商品A+B+C」
の三つのタイプあり、商品A,B,Cのいずれも欲しい人は、③をチョイスするでしょう。この場合、人数は一人。
商品毎に、リターンをチョイスできる場合
→
①「三千円相当の商品A」
②「三千円相当の商品B」
③「四千円相当の商品C」
の三つのタイプあり、商品A,B,Cのいずれも欲しい人は、①、②、③すべてをチョイスするでしょう。この場合、人数は「三人」。
リターン総額(支援額)は変わらないものの、支援者数は増えた!!
西野さんの締めくくり
クラウドファンディングの戦いは、こうした小技の積み重ねだ。
説得力あり🤓
また、次回。
#次世代ファイナンス クラウドファンディング で世界を変えよう
#西野亮廣