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【同居の愚痴】言いたくないけど言いたい。その2

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【同居の愚痴】言いたくないけど言いたい。
のつづき。

私は涙を流しながらダンナに訴えた。

「あんたのお母さん、自分じゃないと思ったら絶対捨てへんやん?でもあれ、あんたのお母さんが昨日つけてたマスクやん!」

「そんなに怒らんでええじゃろう。言えばええじゃん」

言うよ、今日は。でも少なくとも2年前はそんなことほぼほぼ言えなかったんよ。そんな簡単に「言えばええじゃん」っていうことじゃなかったんよ。
結局ダンナは私の気持ちなどわかる事はないんだと思った。

そして義母が部屋から出てきたタイミングで言った。

「お義母さん、昨日プールにマスク着けて行きましたよね?」

「うん、捨てたよ」

「いやいや、捨てたと思ってるだけであのマスク、お義母さんのですよ?」

「捨てたわよ。私のマスクには口紅が付いてたから」

「そんなことはどうか知りませんけど、あれは間違いなくお義母さんが着けてたマスクです。お義母さんが帰ってきた直後に私らがタオル置いてる所に投げてあったんですよ?邪魔だったからどけたんです」

「え〜、違うから」

「じゃあ、持ってきましょうか?あのマスクのゴム、かなり細いですけど、私らのマスクのゴムは太いですから!ほら、見てください。それに私は昨日コンビニの太いゴムのマスクをちゃんと捨てましたし、ヒデさん(ダンナ)はマスクせずにお参り行きましたし、息子はバイト先でマスク捨てて帰ってきましたから。お義母さんの新しいマスクと比較したらわかると思いますけど!なんなら持ってきてください」

「え・・・・・・。」

そう言って洗面所にマスクを取りに言った。そのまま台所には戻らず。自分の持ってる新しいマスクと比較したんだろう。バーカ。

ただ、私はその後猛烈なストレスに襲われた。

本当ならそんなこと言いたくない。そんな意地悪なこと言いたくない。

でも、義母には言いたかった。どうしても!今まで我慢してきた分、どうしてもどうしても言いたかった。

言いたくないけど、言いたい。言ってやりたい。

言っても気分が悪くなる。言わなくても気持ちがもやもやしたまま。
その葛藤がストレスで。こんな性格じゃなかったのに。一歩家に入った途端に戦闘モードになる自分が嫌で。でもそうしないと自分が傷つく・・・。

それでも、義母は平気な顔して私に言ってきたのよね?どんな意地悪を言っても、嫌味を言っても、バカにしても、それがストレスに感じるどころか、逆に気持ちよくさえあったのよね?

それが寺に生まれ育った人間よ?どんな偉い先生のお話も上っ面だけで、心には響いてないんでしょうね?

私はそこがどうしても消化できないでいる。

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