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2019年10月01日

妙法蓮華経〜エピローグ

仏説観普賢菩薩行法経

このように私は聞いております。その時、お釈迦様はヴァイシャーリーの精舎の思閣講堂におられ阿難尊者らの比丘たちに「これより3か月後に私は入滅するであろう」と告げました。

そして、如来滅後の心得を示されたのでございます。

未来の世において人々が大乗経典を修し普賢菩薩を見たいと願うならば、このように観をなしなさい。

普賢菩薩は東方の浄妙国から白い象に乗って現れます。この白い象には6本の牙があります。この白い象の背中に金の鞍があり、四方に金・銀・メノウなど七宝の柱が大きな摩尼(宝珠)の蓮華の台を飾っています。その蓮華台に普賢菩薩が鎮座しているのです。

この普賢菩薩の姿を見た人はそのことによって十方無量の諸仏を礼拝することになります。

そして人は普賢の力によって正しく思念し、やがて心眼をもって東方の仏の黄金の姿を見、さらにあまねく十方の一切の諸仏を見るのでございます。ただ、人々は罪多く思念は不確かでありますゆえ・・・目を閉じれば諸仏が見えても目を開けばたちまち消えてしまいます。

人の眼は濁り、耳は悪声を聞いて煩悩を起こし、鼻は臭いによって欲望を起こし、舌は悪苦・妄語をなし、身は殺・盗・淫にかまけ心は不善の思いにまかせます。しかし、よく懴悔するならば普賢菩薩が目の前に現れ、夢の中でもその人から離れることはありません。普賢菩薩は、その人のために六根清浄の懴悔の法を説きます。そして清浄の目で見れば地の平らなことは手の平のようであり、瑠璃と黄金に輝いています。さらに、霊鷲山で法華経が説かれる声も聞こえますし多宝如来が現れるのも見えるのです。

諸仏如来は世の慈父であり人々の罪を除きます。釈迦如来は毘盧遮那(びるしゃな・光明の仏)であり、その国は常寂光(じょうじゃっこう・平安な光の国)です。この大乗経典は諸仏の宝の詰まった蔵です。持経者はすなわち仏身を持し仏の衣を着て仏の御業をなします。その人は諸仏の使いであり真実の法の子です。霊鷲山に向かって礼拝して懴悔し、このように懴悔しこのように唱えなさい。

「南無釈迦牟尼仏、南無多宝仏塔、南無十方釈迦牟尼仏分身諸仏。我、今大乗経典甚深の妙義に依って仏に帰依し僧に帰依す」と

そうすれば、どんな罪でも霜が陽に当たって溶けるように智恵の光に照らされれば消えてしまいます。それゆえ六根の懴悔をなすべきなのでございます。

大乗経の第一義甚深の法(法華一乗)を念じれば、指をはじくほど短い間に百万阿僧祇劫の無限の過去から積み重ねた生死の罪を除きます。この懴悔の法をなす人は仏子であり、菩薩の戒めを持す者でございます。諸仏も皆そうして仏になられたのですから。

そしてお釈迦様はとりわけ良家にあって世間の導きとなる居士(在家者)のために五つの懴悔を説かれたのでございます。

仏・法・僧の三宝を敬い念仏(諸仏を思い慕い)、念法(法を思い)、念僧(僧を敬い)、念戒(戒めを守り)、念施(施しに務め)、念天(神々を尊ぶ)。これら六念の法を修行しなさい。

そして大乗の持経者を供養し礼拝して甚深の第一義空(万物の根源は空であること)に思念を向けなさい。
これが第一の懴悔です。第二の懴悔は父母に孝養し師長を恭敬することです。第三の懴悔は正法をもって国を治め人々を惑わさないことです。第四の懴悔は六斎日(月に六日の清めの日)には力の及ぶところ不殺生を行じさせこの法を修行することです。第五の懴悔は深く因果を信じ一乗真実の道を信じて仏は滅したまわずと知ることです。

そしてお釈迦様は阿難尊者に「未来世においてこの懴悔の法を修行すればその人は諸仏に護られて阿耨多羅三藐三菩提(無上の悟り)に至る」と宣べたのでした。

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