もともと同じもの?ブロッコリーとカリフラワーの違い

ブロッコリーとカリフラワーの違いを説明

 

ブロッコリーとカリフラワーってよく似ていますよね。

パッと見た感じ、色くらいしか違いが分かりません。

 

じゃあ、色以外に何が違うのだろう?

 

と疑問になりますよね。

この記事ではそんな疑問に答えます。

 

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違いが分かる人

と一目置かれる存在になれるかも!?

 

ブロッコリーとカリフラワーの起源

ブロッコリーとカリフラワーの比較画像

 

ブロッコリーとカリフラワー

 

実はもともと同じものです!

 

ブロッコリーが突然変異して白くなったものがカリフラワーと言われています。

どおりで似ているわけです。

もともと同じものですからね。

 

 

さらに言うと、

 

ブロッコリーはキャベツの仲間

 

キャベツもブロッコリーもカリフラワーもアブラナ科の野菜です。

もともと地中海沿岸の野生のキャベツから始まって

 

キャベツ⇒ブロッコリー⇒カリフラワー

 

と誕生していったのです。

 

ブロッコリーとカリフラワーの歴史

 

ブロッコリーとカリフラワー

皆さんブロッコリーの方をたくさん食べていませんか?

 

でも実は、

 

日本ではカリフラワーの方が先に普及しています。

 

カリフラワーが日本で普及したのは1960年代

ブロッコリーが日本で普及したのは1970年代

 

カリフラワーの方が10年くらい先に普及しているのです。

 

でも、1980年以降に緑黄色野菜への注目が高まり、ブロッコリーの人気が急上昇しました。

現在ではブロッコリーの方がカリフラワーの約8倍の生産量となっているくらいです。

 

白いというだけで可哀そうなカリフラワーです。

 

ブロッコリーとカリフラワーの栄養価

 

ブロッコリーとカリフラワーどちらもビタミンが豊富な野菜です。

ですが、中身は結構違います。

 

ブロッコリーはカリフラワーの約50倍近くのβカロテンがあります。

 

50倍の違いってスゴイです。

もともと同じものだとは思えませんね。

 

βカロテンは体内でビタミンAの働きをする栄養素です。

肌や髪や粘膜などを正常に保つ働きをします。

 

抗酸化作用がありますので、

 

美容には欠かせない栄養素です。

 

キレイな肌にしたい!キレイな髪にしたい!

と思ったらぜひ摂取したいですね。

 

ブロッコリーとカリフラワーの茹で方

ブロッコリーとカリフラワーで面白いのが茹で方の違いです。

 

ブロッコリーは茎をにして茹でる。

カリフラワーは茎をにして茹でる。

 

そんな違いがあるの!?

と思いますよね。

 

この違いはブロッコリーとカリフラワーの蕾の違いにあります。

蕾というのはアフロ部分のことです。

 

ブロッコリーは蕾が柔らかいから茎を下

カリフラワーは蕾が固いから茎を上

ということです。

 

ブロッコリーとカリフラワーの違いまとめ

ブロッコリーとカリフラワーの断面写真

 

良く似ているブロッコリーとカリフラワー

 

  • ブロッコリーが突然変異して白くなったものがカリフラワー
  • 日本ではカリフラワーの方が先に普及したが、現在ではブロッコリーの方が約8倍も生産されている
  • ブロッコリーの方が約50倍のβカロテンがある
  • 茹で方はブロッコリーは茎を下、カリフラワーは茎を上

 

こんな違いがあります。

 

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