本日二度目の記事
Q1. 暑さも吹き飛ぶ怖い話ある?
Q2. 怖い話を聞いた後、一人で夜道歩ける?
怖い話というか
現在進行形で不思議だな〜と思う話。
時々このブログでも話題にしますが
私は雅楽をちょこっと齧っておりまして、
篳篥(ひちりき)という楽器を
担当しております。
この楽器、音がものすごく大きいので、
練習する時には所属(?)してる団体さんの
専用の施設にお邪魔しています。
私有地にある
独立した2階建の建物
そんな事をもう何年もしているのですが、
演奏を始めると何者かの気配を感じる、
という事がよくあります。
バタン、と建物の入り口の扉が
開閉する音がしたり、
トントン…ギシギシと
階段を登ってくるような音がしたり。
なんとなくではなく
はっきりとした大きな音がします
さらには部屋の入り口のところで
誰かがこちらの様子を伺ってるような
気配を感じる事も。
でも部屋には誰も入ってこないので
気のせいかとも思うのですが、
一緒に練習してる方にも
音や気配は感じられているようで
私が気にしたタイミングで同じように
扉に視線を移して首を傾げておられます。
一応扉の側にいる方が確認しますが
やはり外には誰もいません。
怖くはありませんが、
誰か来たのかな?と気になって
演奏の集中を欠いてしまうのが
難点と言えるでしょうか。
でもさすがに一人で練習してる時は
怖いかも。
基本的に演奏してない時は
こういう物音や気配はしません。
演奏を始めてしばらくすると
妙な物音がしたり気配がし始めます。
そして演奏をやめると呆気ないほどに
静かになるのです。
毎度であれば
音の反響などが原因かな?
とも思うのですが
時折っていうのがなんとも不思議なのです。
ちなみに建物は防音性が高く、
周囲の住宅とも離れているため、
近所の音が紛れ込んでるという事は
無いと思います。
音楽って古今東西宗教と密接に
関わっていますよね。
雅楽も神社やお寺での儀式には
欠かせない音楽です。
そういう意味では
何かしか呼び寄せてしまうもの
なのでしょうか。
神社のお祭りで
雅楽を演奏する機会もあるのですが
こういうところでは逆に
演奏を始めると静かになったように感じます。
楽の調べが響き渡ると、
それまでザワザワとこだましてた
葉擦れの音がやんで
まるで何かがこちらの演奏に
耳を傾けているような
静かで穏やかな時が流れます。
そして演奏が止まると
風や葉擦れのざわめきが戻ってくるのです。
単純に演奏してる間、
自分の音だけが耳に届いてるって
事なのかもしれませんけど、
それでもすごく気持ちの良い時間です。
祭礼で演奏するのって
衣装着るのが面倒だし
暑いし
演奏時間長いし
知らないおじさんにめっちゃ写真撮られるし
とキツイところもありますが
あの演奏中の
暖かな静けさっていうんですかね
なんか癖になって、
また演奏したいなって思えるのです。
音楽を趣味でやっている方っていうのは多い
と思うのですが、
同じような経験をされてる方がいるか
気になったので記事にしてみました。
今回はこんなところで
ご覧いただきありがとうございました
あなたに幸多からんことを
khishi-chanでした。
季節の変わり目のせいかなんとなく
色々処分したい気分なのかもしれない。
home page
kishi-chan's illustration gallery