ここ2~3日ワラビが目立って伸びだし、昨日から囲炉裏の灰であく抜きをしたものが今年初めて夕食に出てきました。
山菜のシーズンに入ってきました。何時もなら妻が毎日ワラビを摘んで大きな鍋であく抜きをして友達に配っていました。
今年は武漢肺炎(新型コロナウイルス)の蔓延で出かけるわけにはいきませんので二人が食べる分だけ摘むことにしています。
毎年この山菜のシーズンに我が家に来て山菜料理を楽しんでもらっていましたが今年の春は国の方針に従って自粛です。
本当なら都会に住む兄弟や子供や孫たち、我が一族の緊急時の避難のためにも京都北山の我が家を維持してきたのです。
地震や津波、大火や隣国からの攻撃などの一時的(長期にわたる場合も含めて)な避難所、シェルターの役目を果たすために。
先の大戦やその後の食糧不足などを体験してきた私としては身内のためにこの様な避難場所が必要と感じてきました。
ところが今回の非常事態は予想していた緊急事態の中には入っていない疫病の蔓延という厄介なものでした。
総数10軒ほどのそれも高齢者の圧倒的に多い過疎地に武漢肺炎(新型コロナウイルス)が入れば集落は全滅です。
国の緊急事態宣言が解除されるまで例年の我が家での催しはすべて自粛することにしました。
我が家が武漢肺炎(新型コロナウイルス)の発生源になったら村八分では済まされません。
庭のこごみ
これからしばらくは野菜は買わなくても良いくらい山菜が次々出てきます。
来春はまた皆さんと山菜パーテーを楽しめることを楽しみにしています。