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メーヴェが空を飛ぶための計算式

 

「鳥人間コンテスト2020特別篇」が、26日の土曜日に放送。今年は、総集編&その後、という内容みたいですね。1977年からはじまった大会、今回で3回目の開催中止。初大会から43年になるのですね。

 

自転車屋さんだったライト兄弟が、世界初の有人動力飛行に成功したのが1903年。初飛行からまだ100年と17年しかたってない、そんなに遠くない昔でびっくりです。1969年にはアポロ11号が月面着陸。宇宙まで飛べるようになった人類、科学の進歩はとても速い。

 

先日、「笑ってコラえて」で放送されましたメーヴェの回が印象的でした。風の谷のナウシカの飛行機を完全再現。八谷和彦さんのドキュメント。空想が現実に、ある意味、人類初飛行の瞬間を見たような感動の映像でした。番組を見てから八谷さんのご著書を拝読。とても興味深いです。とくに、メーヴェが空を飛ぶための計算式がおもしろい。

 

 

もしもメーヴェが実在するとしたら、どのくらいの翼面積と重量と離陸速度で成立するか―僕たちは航空力学でよく使う、揚力の計算式で、実際に計算してみることにしました。

 

 

ナウシカの飛行具、作ってみた 発想・制作・離陸---- メーヴェが飛ぶまでの10年間

 

 

数式というよりも関係性を表す方程式らしいです。Lは揚力(機体の重量)、pは空気密度、CLは揚力係数、Vは速度、Sは翼面積とのこと。航空力学に必要な数字、勉強になりました。

 

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「飛行機が飛ぶ際の重量は、速度の2乗と翼面積に比例する」ということらしく、「速度と翼面積が設定されれば、その重量の機体が成立するかどうか」がわかるそうです。軽ければ、速さと翼面積が少なくなるのですね。八谷さんが「メーヴェは実現可能」と確信した計算式と紹介されていました。

 

 

 

ナウシカの飛行具、作ってみた 発想・制作・離陸---- メーヴェが飛ぶまでの10年間

八谷和彦, 猪谷千香, あさりよしとお

 

 

 

日本テレビ

鳥人間コンテスト2020特別篇

 

放送日時

 2020.09.23.・土曜日・13時30分~14時55分

 

出演者

 矢部浩之, 羽鳥慎一, 西川貴教, 小宮浩信(三四郎), 生見愛瑠

 

放送内容

 鳥人間43年の歴史とバードマン達の驚きのその後を一挙大公開! さらに西川貴教が参戦宣言!?

 

鳥人間コンテスト|読売テレビ