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調布九条の会「憲法ひろば」6月から「憲法ひろば例会」を再開します

2020年05月25日 | 憲法・防衛・平和・人権

調布九条の会「憲法ひろば」のメールを受信しました。

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*調布九条の会「憲法ひろば」ゆかりのみなさん***

 2020年05月24日 広報担当の鈴木彰です

*「コロナ後」を見据え、新しい日常を築こう*

*6月から「憲法ひろば例会」を再開します*

*コロナ禍が続くもとで「三密」を避けつつも*

*平和といのちと人権を守る連帯の強化を!*

 コロナ危機は、医療・介護・ケア部門を含む社会のあらゆる分野に市場原理を浸透させてきた新自由主義・アベノミクスの愚かさを、誰の目にも明らかにしました。社会が公衆衛生の機能を著しく低下させている中で、ウイルス感染を回避するために私たちは、まさに「耐えがたきを耐え、忍び難きを忍んで」3月~5月の例会と「憲法集会」その他のイベントを「自粛」してきました。

 私たちの「自粛」を良いことに、モリカケサクラの疑惑を逃れ、検察庁人事への介入や憲法改悪で疑惑をごまかし、新基地建設や軍備拡大によってこれらを塗り固めようとする安倍政権の動きは目に余りました。緊急事態をテコにして、市民の外出・仕事・事業に対して「補償」を度外視した「自粛」が押しつけられ、子どもたちから当たり前のように学校も図書館も公園も取り上げられ、私たちの会合やイベントの会場が問答無用で閉鎖されるということにも驚かされました。

 コロナ危機は続いていますから、過去形で語ることはできませんが、危機のもとで行なわれた数々の「火事場泥棒」や暮らし・民主主義の破壊については、あらためて問い直し、危機の続くもとで、同じことがくり返されることがないようにしたいものです。

 この間も私たちは、毎月11日に行なう「原発ゼロ」調布行動を継続してきましたし、戦争はいやだ調布市民の会を中心に「憲法9条壊すな!実行委員会」等の呼びかけに応えて検察庁法改悪反対の集会やツイッターデモにもとりくみ法案を棚上げさせる成果も積んできました。また「調布の教育を考える市民の会」は5月22日に「授業再開に向けての要請」を調布市教育委員会に提出しました(要請書は添付ファイル参照)。

 そして、これらと呼び交わしながら「調布九条の会『憲法ひろば』」も例会を再開します。コロナ危機の進行、調布市の対応の民主化の状況などによって、ふたたび一方的な会場閉鎖などが行われる時にはどうするか、考えなければなりませんが、「6~7月の例会案内」を添付します。

 6月13日、たづくりでお目にかかりましょう!

 *調布九条の会「憲法ひろば」*

 〒182-0022 調布市国領町2-5-15 あくろす2階市民活動支援センター内 メールボックス6番

  E-メール *choufu9jou@yahoo.co.jp*

  WEBサイト *http://choufu9jou.sakura.ne.jp*

  郵便振替 00170-6-445473 加入者名大野哲夫

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「授業再開に向けての要請」

調布市教育委員会 
 教育長 大和田正治様 
 
        学校の授業再開へ向けてお願いしたいこと 
 
 新型コロナウィルス感染症という未曾有の社会的災厄のなかで、教育行政の舵取りに心を砕いていらっしゃる教育委員会に敬意を表します。 
 3ヶ月にわたる休校の後、6月からの学校再開に向けて準備を進められていることと思いますが、そこで、何より子ども達のために次のことをお願い致します。 
 
1.学校再開後、万一、学校内における児童・生徒、教職員、あるいは保護者に、感染者が出た場合に備え、迅速、緊急に万全の措置がとれるよう体制を整備してください。 
 そもそも学校は、「密」にならざるを得ません。先生と子ども、子ども達同士が親密にふれあうことで教育の効果も高められるものです。可能な限りの配慮をしても、感染者が出てしまうことは避けられないかもしれません。そのとき、予め、万全の措置がとれる体制が整えられていれば、子どもも保護者も、大きな不安に襲われることを免れるでしょう。 感染症に対応した保健室の整備、養護教員の拡充、医療機関との連絡体制等々、市行政当局と連携して体制を整えることは、このような状況下での教育委員会の最も重要な役割であり、最優先の課題だと思います。
早急に整備して下さい。 
 
2.学校の主体性に基づく教育課程の再編を尊重して下さい。 
 長い休業期間がおかれたため、年度初めに予定していた教育課程を再編する必要があります。
この教育課程の再編においては、重点となる内容を中心とした精選が必要となります。本年度においても子どもたちの基礎的学力を保障し、自治の力を育てていく「主体的・対話的で深い学び」を学校の主体性によって実現するようお願いします。 
学校の教育課程再編に当たっては、教育委員会で大枠のガイドラインを提示する必要があるでしょう。その上で、子どもたちの実情に寄り添い、学ぶよろこびを引き出す教育活動は現場の先生方に任せるべきです。それによって、直面するさまざまな困難を乗りこえる先生方の創意工夫が、きっといままで以上に発揮されることになるでしょう。教育委員会が示すガイドラインを参考にしつつ、目の前の子どもたちのために、学校長を中心とした教職員の自主性を尊重して教育活動が実行されるようにすることを、教育委員会の方針として各学校に示して下さい。 
 そして、各学校の創意工夫にもとづくすぐれた教育実践が広く共有され、学校間のばらつきを調整するためにも、教育委員会と、教職員組合も含めたすべての教職員との情報・意見の交流、連携を進めて下さい。協働することで新たな地平が拓かれることでしょう。 
 
3.給食をできるだけ早く再開して下さい。 
 私たちの身体のDNAの半分以上はウィルス由来といわれています。ウィルスは人類の進化と共にあり、撲滅することはできません。ウィルス由来、細菌由来など感染症に対抗するには、私たちの身体の免疫力を高めることが何より大事です。学校給食は、子ども達の健全な食生活を支える重要な要素です。できるだけ安全性の高い素材、フードマイルを少しでも減らすために地場産の食材の活用、拡大をお願いします。 
 
 このような前例のない事態だからこそ、前例にとらわれない地方自治の主体性に基づいた教育を果敢に推進して下さるよう、切にお願い致します。  
    2020年5月22日   調布の教育を考える市民の会

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