乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

恩頼堂文庫旧蔵本 『仁勢物語』29  「腹にあきし なめしハいつもくらひしと けふの花みににる米もなし 」 十六丁表

2020-06-23 | 在原業平、そして、伊勢物語 と、仮名草子 仁勢物語

 富田高至 編者

 

 

恩頼堂文庫旧蔵本 『仁勢物語』29  「腹にあきし なめしハいつもくらひしと けふの花みににる米もなし

」 十六丁表

 

和泉書院影印業刊 65(第四期) 1998年

 

 

29 十六丁表

◯をかし山寺の児達の花見に飯酒なかりけれハ

  腹にあきし なめしハいつもくらひしと

  けふの花みににる米もなし

 

 

29 十六丁表

◯おかし山寺の児子(児)達の花見に、飯酒無かりければ

  腹に飽きし 菜飯はいつも食らいしと

  今日の花見に煮る米も無し

 

 

 児子(ちご と読ませている)

 

 

『仁勢物語』和泉書院影印業刊     

  腹にあきし なめしハいつもくらひしと

  けふの花みににる米もなし

『伊勢物語』岩波古典文学大系9 「竹取物語 伊勢物語 大和物語」より写す

  花にあかね 嘆きはいつもせしかども

  今日のこよひに 似る時はなし

  

 

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 恩頼堂文庫旧蔵本 『仁勢物... | トップ | 恩頼堂文庫旧蔵本 『仁勢物... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

在原業平、そして、伊勢物語 と、仮名草子 仁勢物語」カテゴリの最新記事