静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

こばやし@紺屋町

2020年06月05日 07時16分11秒 | 居酒屋
こばやし@紺屋町

 「鳥メロ」さんを出て、静岡駅に向かいました。
コロナ騒ぎで駅のテナントも埋まらないようです。
お店が立ち退いた後の一角はぐるりと壁になっていて、寂しい限りでした。
去年の今頃は「杵屋」さんで一升瓶をバンバン空けていましたね。

 かろうじて開いている「マネケン」さんでお土産を買い、そのまま北口方面に進みます。
まだまだ明るいので二軒目のお店を探すことにします。
前回入った「多可能」さんはそこそこお客さんが入っていました。
そのすぐそばにある、「こばやし」さんに入ることにします。



 こちらのお店もかなり前から気になっていましたが、今回初めて入ることになります。
果たしてどんなお店か気になりますね。
お店に入るとかなり空いていて時節を感じました。



 一人ですというとカウンター席を示されました。
先客はテーブル席に男女の二人だけという静かな雰囲気です。
まずはおしぼりが出て、ファーストドリンクは瓶ビールにします。
しかし「こばやし」さんはメニューにお値段が書かれていないのが不安ですね。



 瓶ビールの銘柄を聞かれてキリンにします。
ラガーも良さそうですが、久しぶりに「一番搾り」を選びました。
コップやお皿はすべて前から手渡しで提供されます。
一番搾りも悪くないですね。



 さて、肝心の注文ですが、ふと入ったのでまったく予備知識がありません。
パッとメニューを見て決めます。
「レバーをタレで二本、それとイカ焼きください」
思いつくままに注文をしてしまいます。



 しかしこれがあとの展開に大きく響くことになりました。
まずはレバーが焼き上がりました。
「串が熱いのでお気を付けください」
いやあ、かなりのボリュームですね。

 店員さんは三人で、焼き台前に若いご主人、たぶん奥さんらしい女性と、年配の方はお母さんかな。
身内だけできちんとやっている感じのいい雰囲気です。
このレバーは串から外していただきましたが、後半は苦しかったです。

 そして問題はイカ焼きです。
それはすぐに気が付きましたが、メニューには「いかの丸焼き」と書いてありました。
私はそれをうっかりしていて、串で焼くものだと勘違いしました。
少し時間が掛かってご主人がイカを焼き上げた気配です。

 しかしそれがすぐには出てきません。
受け取った奥さんがそれを切り分けてさらに何かを盛り付けています。
そしてお皿が前から出てきました。
「下味が付いていますが、薄かったらお醤油を足してください」




 受け取ってびっくり、これはかなりの大ボリュームです。
イカを丸ごと1杯に、野菜もてんこ盛りにされています。
これは食べきれるでしょうか。
まずは地道に片づけることになります。



 お店にはサラリーマン風の二人連れが入ってきただけで相変わらずカウンターには私一人だけです。
コロナ騒動でサラリーマンのグループ客が入らなくなり、居酒屋さんは大苦戦されている感じですね。
何とかイカに手がかかって、それでもビールが空きました。

 二杯目のお酒は日本酒のぬる燗です。
「甘口か辛口か」と聞かれて辛口にします。
これはちろりで出されました。
まだまだ半分以上残っているイカ焼きをこれで片づけます。



 後半は顎が疲れましたが、何とか食べきることができました。
メニューはよく見なくてはいけませんね。
2杯と2品でお会計です。
小林さんはお通しがないのがいいですね。

 イカの丸焼きが効いたのか2570円でしたが、これは納得です。
こちらもまた来たくなるお店でした。
ごちそうさまでした。





 


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