静岡ラーメン放浪記２

一番鶏＠手羽先が



　「こんばんは」
閉店まであと１月になった「一番鶏」さんです。
金曜日の９時すぎですがお店は混んでいて、奥の座敷には宴会が入っていました。
幸いにもカウンターの端席が空いていて、そこに座ります。

　バイトの店員さんにお飲み物はと聞かれて、ボトルと答えます。
久しぶりに名前を聞かれましたが、これもお店では最後になりそうです。
するとご主人がやってきて
「すいませんもう手羽先が売り切れになりました」



　これは残念。
今までずっといただいてきた手羽先が今夜は食べられません。
１年以上も同じメニューでの注文でしたが、今夜は久しぶりに違う選択になりました。



　まずはボトルです。
もう残りあとわずかで、今夜で必ず空きますね。
そうなると次回の分がないですから、ここでショーチューを飲むのも今夜が最後ということになります。
つくづく寂しいものがありますね。



　まずはお通しのキャベツをつまみに水割りを飲みます。
あれ、おしぼりが紙おしぼりに変わっていました。
これは宴会で足りなくなったせいか、変更なのか。
しかし今夜は手羽先を食べないのでおしぼりはそれほど貴重ではありません。



　そこに焼き物が出てきました。
手羽先がないので今夜はやきとりだけです。
とり皮２本、つくね２本、そしてたんを１本にしました。
１本８８円なのでこれでも４４０円です。



　一味を掛けていただきますが、相変わらず美味しいですね。
奥の宴会場は若い方が多いようで、かなりの賑やかさでした。
バイトの女性も今夜は多めです。
そこに４人連れの新規お客さんが入ってきます。

　「後から来るかもしれないので広い席を」
と言って奥の座敷に行きたそうでしたが、ご主人はテーブル席を指示します。
大体この手の申告はあてにならないので良い選択でした。
結局最後まで人数は増えませんでしたね。



　１０時を回って、ついにボトルは空になりました。
これで最後だと思うと寂しいものがあります。
お会計をしてお店を後にしました。
あと何回来られるかな。



　ごちそうさまでした。