「自分らしさ」「自分らしい」「自分らしく生きる」「自分らしくいる」等々。
ポジティブな意味として世の中に溢れている言葉ですよね。私も時々使っています。

でも、自分らしさって一体どういうことなんでしょうね。
 

 

■私が思う自分らしさ


他人の言動に左右されず余計な思考にも惑わされず寛いでいられるとき、そして飾らない自分を表現できるときが自分らしい状態だと思います。

自分に正直にいるということですね。

自分らしい状態=自然体で心地よく気楽な感じでいられるとき
って感じでしょうか。
 

お腹を見せてリラックスしている猫

 

■どうして自分らしくいられないのでしょう?


育ってきた過程で作られた、

・人から嫌われたくない
・失敗したくない
・自分には価値がない

などの思い込みから、ついつい他人の顔色を伺ったり、空気を読み過ぎたりしてしまうことが考えられます。

 

また、この思い込みを作るプロセスにおいて、身体に緊張が残ったり、自律神経系の自己調整力が醸成されず不安定なまま固定されてしまったりということも考えられます。

この自律神経の波には感情と言動が連動します。自分で自己調整ができるようになると、自分にも他人にも優しくなります。なので自律神経系を安定させることは大変重要なんです。
 

庭で寛ぐ猫

 

困ったことに、先のような思い込みを抱えていて自分らしくいられないと、自分さえ我慢すれば丸く収まるとばかりに、他人の言いなりになって自分を押し殺して我慢したり。そして、後から悔しさが襲ってきたりして…。



そのように自己犠牲を払い続けると、その時は波風立たなくていいように見えても、後々自分自身が苦しくなるのではないでしょうか。
自分を殺しちゃってるってことですもんね。なんだか自分がかわいそうじゃない?


経験上わかりますが、自分らしくいられないときは疲れます。
ということは、パフォーマンスが下がって本来の実力が発揮しにくくなるということになり得ます。
なので、自分らしく生きるってとても大事なんです。



心理学でも自分らしさの定義があるようなので簡単にご紹介しますね。
 

カフェの窓からの風景

 

■心理学で言う自分らしさとは


心理学では、この「自分らしさ」のことを「本来感」と言い、「自分自身に感じる自分の中核的な本当らしさの感覚の程度」と定義されます。
もう少し砕いて言うと、自分自身の意思や気持ちに基づき素直に生きていることを意味します。

そして、本来感は自尊感情とともに幸福感に影響を与えていると考えられています。 
 

【参考資料】PDFファイルです。
>>自分らしくある感覚(本来感)と自尊感情がwell-beingに及ぼす影響

>>本来感と見捨てられ不安の関連

 

自分らしく生きられるって幸せなことなんですね。


この状態だと、好きなことに邁進できるしモチベーションも高くなりますね。
目標達成の可能性も上がるし、仮に達成できなかったとしても、いい経験だったと思えるでしょうね。

 

■どうしたら自分らしく生きられるのか

 

先ほども言いましたが、身体の緊張感を和らげることと、自律神経系の自己調整力を作っていくことです。

人は、他者によって神経の興奮が落ち着くという経験を重ねることで自己調整力が醸成されます。幼い頃にこれが十分でないと、神経の波が不安定で激しくなります。


また、それと連動して自分を見つめて、自身を深く理解していくことも必要です。

感情がアップダウンすることがあれば、それをご自身で書き出してみるのも一つの手ではありますが、心理カウンセラーやセラピストなどのプロにお任せすることをおすすめします。

もちろん、人任せにせずに、セルフケアをしていくことは大事ですね。




神経の自己調整力を再構築して生きる上での土台を強化するボディセラピー



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心理セラピスト 長沼美恵(ながぬまみえ)

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