鹿角市 尾去沢鉱山 | 日本廃校行脚

日本廃校行脚

主に近畿地方の廃校を探索しております。
いずれは日本全国の廃校を探索していく予定です。

2014/5/24訪問

 

この鉱山には20年振りの訪問である。

 

最初に訪れたのは小学生の時で、1995年の8月だったと記憶している。

 

秋田市内の親戚の家に1週間ほどお世話になり、秋田県内の色々な観光地を訪れた思い出がある。

 

その中で特に印象のあった所がこの尾去沢鉱山である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当時は鉱山というものが分からず、何のために山を掘っているのか疑問に思っていたのだが、

 

その後その意味が分かってきて、鉱山というものに興味を持ちはじめた。

 

今では各地の鉱山を巡るほどのファンになってしまった。

 

そのきっかけになったのが、この尾去沢鉱山である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大規模な遺構が今でも残っている。

 

1978年に閉山ということなので40年が経過していることになる。

 

遺構だけでなく、現役の施設らしいものが見えるので許可なく立ち入れない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これが有名な精錬場跡

 

緑に埋もれたコンクリートの遺構が美しい。

 

隣の赤い屋根の施設も当時のものと思われる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

煙突も入れたショット。

 

煙突周辺は禿山になっているのは他の鉱山施設でも見られる光景。

 

近づいて見てみたいほどの迫力のある鉱山施設だ。

 

(事前に団体予約すると、ガイド付きで施設見学ができるそうです。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

観光坑道も健在だった。

 

昔は『マインランド尾去沢』という名前で、観光坑道以外にも『シューティングアドベンチャー』

 

というアトラクションもあったが、今はもう無くなっていた・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

坑道内部はこんな感じ。

 

総延長1,7kmなので、なかなか見応えのある観光坑道。

 

ただ、他に客が居なかったので、少し怖く寂しい気持ちになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シュリンケージ採掘法で採掘した跡である。

 

下から上に掘削していくので、縦に裂けたように見える。

 

 

 

 

 

そういえば、昔は鉱石採取のコーナーがあって鉱石を持って帰った記憶があるけど、

 

今はさすがにそんなコーナーも無くなっていた・・・(当たり前か)

 

昔と比べてかなり寂し気な尾去沢鉱山になってしまっているけど、幼いころの記憶が蘇ってきて

 

とても有意義な時間を過ごす事が出来た。

 

経営は厳しいと思うが、また今度ゆっくりと尾去沢を散策したいと思う。

 

おわり

 

 

 

 

 

にほんブログ村 写真ブログ 廃墟・廃屋写真へ
にほんブログ村

 


廃墟写真ランキング