亀と鴎の挑戦

トリニータや千葉ロッテなどスポーツ観戦を中心に投稿します!

池井戸潤「銀翼のイカロス」

2020-05-28 22:09:26 | 小説・マンガ感想

半沢直樹シリーズの4作目です。これが現時点での最新かな。

 

<あらすじ(抜粋)>

出向先の子会社・東京セントラル証券から東京中央銀行に復帰した半沢直樹。今度は破綻寸前の巨大航空会社帝国航空を担当することに。頭取から立て直しを命じられた半沢だが、500 億円もの債権放棄を要求してきた政府の再生タスクフォースと激突する。
政治家との対立、立ちはだかる宿敵、行内の派閥争い
――銀行内部の大きな闇に直面した半沢の運命やいかに?

 

 

今回は金融と政治が絡んで、いろいろと勉強になることが多かったです。小説の話ではあるが、実際にもこんな汚い資金の使い方をやっている政治家っているかもしれないね。

どんなに隠し通せても、最後に暴くのは半沢直樹。お世話になった上司に助けてもらったりと、横のつながりの大切さもしっかり描かれていた。

 

そういえば当時はほとんど関心なかったけど、前原さんも似たようなことやってたなと思い出した。そんな一面もあり、帝国航空=J〇L、進政党=旧民〇党 と連想させながら読んだに違いない。(ていうかまんまそれ)

 

 

今回は、ドラマでも話題となった黒崎さんが登場します。スタートが延期となっている今クールでも銀翼のイカロス編まで取り扱うらしいので、また片岡愛之助さんの名演技が見れることになりそうですね。黒崎さんが敵になるのか味方になるのか、注目していただければと思います。

おそらくこのドラマの最終回がこの作品の最終シーンになると思われるけど、最後のシーンはどう扱うのか、そして次回への伏線は残すのか、ちょっと想像つかないので楽しみにしておきたい。

 

 

じゃこの辺で


最新の画像もっと見る

コメントを投稿