おはようございます。
きのうの夜は十三夜の月が明るかったっすね。
一夜干しの鯵にほひけり十三夜 じゅん爺
十三夜を愛でるのは後の月ですが( ^ω^)・・・
朝晩めっきり秋めいてきました。
八木重吉の詩から一篇「素朴な琴」。
この明るさのなかへ
ひとつの素朴な琴をおけば
秋の美くしさに耐えかねて
琴はしづかに鳴りいだすだらう
詩集に「秋の瞳」に
「私は、友が無くては、耐へられぬのです。しかし、私には、ありません」
と前書きした夭逝の詩人、八木重吉の秋の詩からもう一篇、
秋が呼ぶようなきがする
そのはげしさに耐えがたい日もある
空よ
そこのとこへ心をあづかってくれないか
しばらくそのみどりのなかへやすませてくれないか
ちゃお!