アナタモワタシモ シンラバンショウ

アナタモワタシモ シンラバンショウ

ずるくて弱虫でだらしなくて子供じみていて つまり要するに 人間として不完全で アンバランスで、ゆがんでいる ありのままの僕 それを否定も肯定もしない。批判しない。評価しない。追求しない。私自身のことも、あなたのことも。

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この写真は 高尾山 6号路で撮ったものです。

 

朽ち果てた木の根が深緑の苔をまとい、蜘蛛など大小さまざまな昆虫のアパートと化していました。
 
この木の根は、生きているのか?それとも死んでいるのか?
私には生から死へゆったりと移ろっている最中のように見えました。
 
生と死の間に明確な境界がなく、時事刻々と色合いを変える夕暮れの空のように、生から死へのグラデーションを辿っている、そういう種類の生命もこの世界には存在するのかも知れません。
 
その長大な時間の断片を私は目の当たりにしているということなのでしょうか。
 
木の根は、ゆっくりと朽ちながら周囲を見わたしたり、耳を傾けたり、何かを思ったりしているかも知れません。朽ちながら、いろんな生き物たちとの交歓を続けているのかも知れません。
 
沈黙のまま私のことを見ていたかも知れません。

 

大倉尾根ピストンというタイトルを読んで、まあぁストイックだこと! と思われる方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。

 

はい。そのとおり。ストイックなのであります。

 

今日の記事も、2018秋~2019春 の山行報告のつづきになります。11月の写真で、季節外れではありますがどうぞよろしくお付き合いください。

 

 

ストイックであるには違いありませんが、大倉尾根には大倉尾根の良さがあり、私は好きです。

 

また、私は 早朝の山を歩きたいという動機が関係します。公共交通機関利用の私にしてみると、ヤビツ峠行きのいちばん早いバスが秦野駅 07:40発なのに比べて、渋沢駅 06:45のバスで大倉へ行くほうが、早くから歩き始めることができます。

 

昇ったばかりの陽に照らされる山道は 本当にきれいです。

 

大倉尾根の紅葉。 11月23日。いちばんいい時期に行けたと思います。

 

 

花立山荘のあたりかな? ちがったかな。

 

はい。今回もこの景色を拝むことができました。

南アルプス、八ヶ岳も見えて、大満足です。

 

 

ところで、富士山がよく見えると テンション上がる方は多いと思います。私もその一人であります。

 

けれども、昭和の終わりに関東で育った私には、富士山というのは 「見えてあたりまえ」 の山でもあります。

高層の建物が少なかったこともあって、東京23区のあちこちから、富士山は ふつうに見えていたと思います。

私の実家も 23区内にありますが、昔は 富士山の頭だけですが、家の2階から見えていました。今は 高層マンションに遮られて見えません。

 

富士山が見えるのは やはりうれしいこと、テンション上がることではありますが、 南アルプスが見えるのはもっとうれしいです。

遠くて、小さくしか見えなくても、勇壮さや、峻厳さが感じられます。

 

下りで、ひざが笑うところです。 

 

今日もご通読ありがとうございます。

 

弘法山へは私の自宅からのアクセスがよいこともあって、年に4回くらい歩いています。

子供の頃、家の近くに 起伏の多い公園がありました。 弘法山の雰囲気はその公園に似ていて、なんだか懐かしくも感じます。

 

 

 

家族連れや、散歩をする地元の人、犬を連れている人、子供から年配の方まで多くの人が歩いています。私は人の少ない山道を好んで歩くほうですが、弘法山を歩くと、たくさんの人とすれ違い、こんにちはと声をかけあいながら自然の中を歩くのも悪くないなと思います。

 

 

コースから少し外れたところになりますが、みかんの木ごしに 大山、丹沢の山並みが見渡せる場所があります。弘法山山頂にも展望台がありますが、私は ここから見る丹沢、富士山、秦野市街の眺めが好きなので、いつもここで小休止します。

 

 

 

 

 

 

弘法山を歩くとき、弦巻温泉から秦野駅に向かって歩くほうが多いです。 最近は 片道だけだと少々 物足りないということと、権現山を下ってから秦野駅までの舗装道を歩くのが長く感じることから、鶴巻温泉から権現山までをピストンしています。

 

 

そういえば、何度も行っているわりに、弘法の里湯 に一度も立ち寄ったことがありません。 いつか行こう、行こうと思いながら いつもスルーしてしまいます。 軽く自然の中を歩いたあとでお風呂に入るのも悪く無さそうですので、いつか試してみたいと思っています。

 

 

今日も ご通読ありがとうございました。

 

前回記事に引き続き 2018秋~2019春 に行った山の写真です。今日は11月に行った大菩薩嶺。

甲斐大和駅から 上日川峠へ行く小さなバスに乗りました。紅葉シーズンで好天ということもあり、大変多くの登山者で、バスも増便されたようでした。

 

 

 

 

 

 

私は普段 、高尾、奥多摩、秩父など、1,500メートル以下くらいの低山ばかり歩いています。

2,000メートルクラスを歩くのはずいぶん久しぶりのことでした。 低山とは 植生もちがい、当然 土壌も違うのでしょう、空気の匂いが違って感じました。また、落葉してくるカラマツの葉に陽があたり、まるでダイヤモンドダストのように明滅して、きれいでした。

 

 

 

雲海もひさしぶりに拝みました。 いつ以来だろう。 

 

雷岩付近で お弁当を食べました。 ちなみに私、コンロなどの調理具を持っておりませんので、真冬でも お弁当を持って山へ行きます。 

私が山行で持って行くお弁当については、いずれ記事に書こうと思っています。

 

山頂付近はもう冬木立でしたが、丸川峠から大菩薩峠登山口へ下りる道では 美しい紅葉が見られました。

 

本日もご通読ありがとうございます。

 

今回は2018年10月末に昇った 大山の写真です。 子供の頃から親しんだ山の一つです。私は世田谷区内の小学校へ通っていたのですが、6年生の遠足が大山で、今回私が歩いたのと同じように 阿夫利神社下社~山頂~見晴台~阿夫利神社というコースでした。

ケーブルカーの始発に合わせて行くので、私の山行としては遅めの出発でした。

 

 

標高 700メートルを超えると 紅葉が少しずつ進んでいるのが見られました。

 

 

今回の記事では写真を載せませんが、天候にめぐまれ、山頂からは丹沢の表尾根がとてもきれいに見えました。

丹沢は登るのも楽しいですが、こちら大山や、仏果山、弘法山から眺める丹沢も良いものです。

 

秦野市など近隣にお住まいの方々が、生活風景の一部として丹沢を見られる環境は 少々うらやましいです。

 

今回もご通読ありがとうございました。