電話の切り方 | 自問自答の主婦の日々

自問自答の主婦の日々

専業主婦でボケてしまわないように、日々考えたことなど。

勧誘の電話なんかは、どこまで聞いたところで切ればいいのか。

 

聞いたこともないような会社の、いかにも営業っぽい人が、無理に売りつけようとかけてくるような電話は、「けっこうです」と言ってすぐに切ることはできる。

難しいのは、大手の企業が自社の顧客向けに、バイトや派遣のような人にかけさせてくる電話。

 

日ごろ使ってるサービスの会社が、顧客向けにかけてくるので、いちおう最初に日ごろのご利用ありがとうございます的なことを言ってくるので、その段階ではさすがに切れない。

また、次がくせものというか、面倒なことに、「いま2、3分お時間よろしいでしょうか」と言ってから、商品の案内を始める。何の話か聞きもしないのに「イヤです」とも言いづらく「はい」と言ってしまう。そうすると、だいたい保険とか健康食品とか、何かしらの勧誘を始めるのだが、2、3分は時間があると言った以上、途中でさえぎって切るのもひどいような気がして、また聞いてしまう。

その後、すぐに「いかがですか?買いませんか?」などと言ってくれれば、けっこうですと切れるのだが、そういう台本なのか何なのか、「お客様はほかに類似の商品はご利用中ですか?」とか「いま健康に不安などお感じではないでしょうか?」といった、間接的な質問をしてくるので、ここで切るのもおかしいかと思って、また受け応えしてしまう。

そうしてしばらくやり取りのあったあと、やっと商品についての興味があるかないか聞いてくるので、いりませんとか、けっこうですとか言って、切ることができる。

結局、2、3分どころか、5分は電話してると思う。

 

こちらは無職でだらだらしてる身なので、せめて働いてる人の邪魔はしないでおこうと、契約ノルマには貢献できないが、件数くらいは貢献し、なおかつあんまりイヤな気分にならずに次の電話ができるようにしたいとは思うものの、どこまで聞けば件数のうちなのかとか、どういう相手だと電話しやすいのかがそもそもわからず、どうやってどこで切ればいいのかわからない。

 

こんなとき、オレオレ詐欺なんかだったら、きっぱり切れていいのにと思うが、今までそういう電話は「もしもし、私ですけど」というおばさんからの電話しかかかってきたことがない。しかも、びっくりして「え?」と言ったら、向こうは失敗したと思ったのかすぐ切ってしまった。

切ってやろうと思ってる電話に限って、向こうから切ってくるとは、うまくいかない。