こだわる東京 | 自問自答の主婦の日々

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自分でもつまらないこだわりだろうとも思うんだけど、私はわりと「都内」と「都下」の使い分けには厳密だと思う。

都内が23区、都下が23区外ということになる。

これは、何も自分が勝手に決めたことじゃなくて、慣用的な表現として、辞書にも載ってて、実際に東京についての話でも、23区内かそうじゃないかで、けっこう違う部分も多いので、きちんと使い分けるのも無駄なことじゃない。

 

また以前「東京都の都市部」と言ってた人がいて、それはちょっとややこしい言い方だなと思ったし、おそらく聞きかじりで間違った使い方をしてたっぽい。

もちろん都市部という言葉はあるし、東京においてもそれは使ってもいいだろうけど、東京の場合「東京都市部」「東京都区部」という別の用語も存在している。それぞれ「市部」「区部」という言い方もされるし、さらに「都区部」という表現がわりとよく使われるので、その対比で出てきた場合には「都市部」は「市部」ということになる。

だから、東京の場合には、文脈にもよるだろうけど、「市部」というのは、どちらかというと郊外のことで、いわゆる都市に相当するエリアは「区部」ということになる。

 

23区内はやはり都心とその近隣なので、どうしても密集地帯特有の事情がある一方、23区外になると郊外なので、地価にしても教育事情にしても、埼玉とか千葉とかに近く、23区内とは違う環境であることが多い。

それを「東京だと」というひとくくりで話すのには無理があるし、会話が行き違いになることも多いから、私は23区内かそうじゃないかは、明確にして話したほうがいいだろうなと思って、こういうこだわりに至った。

みんな同じようにこだわれとまでは思わないけど、こちらが都内と都下を比較して話してるときには、それとすぐ理解してほしいなと思ってしまう。