自己負担の抵抗感 | 自問自答の主婦の日々

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この前、NHKの世論調査で、花粉症の薬のうち市販薬と同じ成分のものは処方薬から外して全額自己負担にするほうがいいという、健康保険組合連合会の提言についてどう思うか聞いた結果、反対が64%で、賛成は20%だったらしい。


私は市販薬でいい派だし、実際花粉症では病院には行ってないので、そんなに差があるのに驚いた。

どうしても処方がいい人は、まだ市販薬になってない花粉症の薬もあるので、そっちを処方してもらうことにすればいいのに。

 

ただ、思い出したのは、自分はめったに医者にかからないのに花粉症になってから毎年最低1回は医者に行くようになった、と言ってた人がいたこと。世間にはわりと医者に行かないという人はいるし、そういう人も健康保険料は払ってる。だとすると、数少ない保険料の活用機会を失いたくないという気持ちから、花粉症くらいはと思ってる人もいるのかもしれない。

 

試算では、花粉症の薬はだいたい月1回1か月分の処方をされることも多いので、毎回初診料がかかり、そこに調剤料なども加えると、結局はドラッグストアで市販薬を買うのと変わらないということだったので、これがもっと周知されれば、結果も変わってくるんじゃないだろうかとも思う。

なんとなく「自己負担」と聞くと、負担が増えるように思ってる人のほうが多いだろうし。

マツキヨなんか行くと、オリジナルブランドの花粉症の薬が、びっくりするくらい安かったりするので、そういうのの存在に気づいてない人に、逆に自己負担のほうが得だよというのを教えてあげたほうがいい。