温暖化の議論 | 自問自答の主婦の日々

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いまCOP25とかいう、地球環境の問題についての国際会議が開かれているらしい。

そこでまたグレタさんという、このところこの分野のスターになってる人が演説していた

私は地球温暖化自体は、良くないことだと思ってるけど、このグレタさんの行動をいまいち支持する気になれない。

 

一つには、縮小均衡的な考え方では、興味のある人しかついてこないし、見える未来が明るくないんじゃないかという理由から。

温暖化を招くような、石油製品の使用やエネルギーの浪費は避けるべきという考えから、そういうことを排除した生活を目指し、行動してるらしいけど、それは結局、そう意識しないとできない生活なわけで、不自由ということでもある。不自由を強いるようなアピールには、ついてくる人は少ないし、結局それは限定したムーブメントにしかならない。

もっと、生活の利便性を高めながら、温暖化対策になるような研究や製品開発への支援を呼び掛けたり、実際にそういうプランを策定したりするような、発展的でより世界が新しく拡がっていくようなものを提案できなければ、単に反対だけしてる人じゃないだろうか。

 

あと、それとも関係してるんだけど、政治家に対しては、あなたたちの責任で何とかしろと言い、支持者の若者にはあなたたちのアピールで世の中を変えろと言って、じゃあ自分は何をするの?と思わされるところ。

もちろん、彼女は彼女なりにムーブメントを起こして、それが自分の役割と思ってやってるんだろうと思う。でも、わーわー言ってるだけで、自分が何かできるわけではないなら、無用に混乱を起こしてるだけに終わる可能性もある。

研究や開発してる人だけが偉いとまでは言わないけど、人の行動をあれこれ指図することが、どれだけ効果があるのか疑問。

 

グレタさんの行動力とか、訴求力はすごいと思うし、実際それで動く気持ちになった人もいるだろうし、動かざるを得なくなった政治家もいるかもしれない。でもなんとなく、自分は訴えかけるほうで、是正しないといけない立場ではないという、独善的な雰囲気を感じてしまう。