木曜日にスーパーに行くと、土日出かけないで宣言のせいで、けっこうな混雑だった。
まあそれは、ある程度は覚悟してたので、あーこんななんだーと見物気分で買い物するしかない。
スーパーって、みんなだいたいカゴを持ってるし、もちろんカート押してる人も多いし、人によってはそこにベビーカーも押してる。だから、ぱっと見の人出以上に、空間的には混雑する。
さらに今は子ども連れも多いし、何なら在宅勤務中のお父さんも来てるところもあったりして、もう通路はぎっしりで、しばらく立ち止まったりは頻繁に発生してた。
そこへうしろから「すいませ~ん、通りま~す」の声。
品出しの店員さんかな?と思って見ると、別に普通のカゴ持った一般客。
いやいやいや!なんであんただけ通ろうとすんのよ!これみんな通ろうと思ってるけど通れない人だから!
少し後ろにいたので、私のところまで来たら、「私も向こうへ行きたいけど前が詰まってるんですよ」って言おうと思ってたら、そもそもその人のすぐ前の人が、ガンとして通さなかった。そうこうするうちに、少し進んだので、その後は知らない。
そういえば、会社員時代に、周囲を見ることができなくて、自分のタイミングでしか動けない人が、あるとき「みんな私にはちょっとしたいじわるをしてくる」みたいなこと言ってて、この人にはそういうふうに見えてるのかー!と、新鮮な発見だったのを思い出した。「通りま~す」の人も、そんなふうに思ってるなら、けっこう生きづらくて大変だろうなと思う。