むかつくタレント | 自問自答の主婦の日々

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専業主婦でボケてしまわないように、日々考えたことなど。

友人が、とある女性タレントについて「むかつく女」と言ってた。

私は見てなかったんだけど、そのタレントが新型コロナウィルス関連の番組で、「医療従事者の人たちが自分の健康や生命を危険にさらしながらがんばってることは忘れちゃいけないと思う」みたいな感じのことを言ったらしい。

 

これだけ聞くと、別にむかつく要素はなさそうなんだけど、ご主人が勤務医の友人にしてみれば、カチンとくる発言だった。

友人曰く、いま病院勤務の人たちがいちばん気にしてるのは、いかに院内感染を起こさないか、どう防ぐかという、すごく具体的な問題であって、情緒的に「がんばらないといけない」とか、そういうレベルの悩みじゃない。わかったような顔で、ぜんぜんピントの外れた配慮めいたこと言われても、何もありがたくないし、そんな程度の悩みで働いてると思われてるのかと、むかつく。ということだった。

 

そう言われると、確かに底の浅い配慮のようにも思うし、自分の身を危険にさらしてみたいなことは、医療関係者ならその職を選ぶ時点である程度は想定してるだろうから、そんなレベルのことで今さらあれこれ思ったりはしないのかもしれない。

友人はたぶん、それでそのタレントがいいこと言った私みたいな気持ちになってるのが、関係者としてイヤだったんだろうと理解できるけど、べつに悪いことを言わなくても、気遣いが逆にバカにしてると思われることもあると思うと、やっぱり言葉って難しい。

 

私はこの友人とは距離感が適度で、わりと何でも言い合う仲なんだけど、だからといって地雷を踏まない可能性はない。発言には気をつけないといけないなと、別方向で考えさせられた。