貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

418人の宿場

2020-03-29 09:16:28 | 日記

418人の宿場

令和2年3月29日(日)

 今朝から霙混じりの雪。

弥生最後の里の雪になるか?

 昨日は暑くて半袖に途中着替えた。

 気温差は17度以上かな。

 インフルエンザだとこの雪で流行は

終末なのだが、新型コロナは、増大する

傾向。不要不急の外出は自粛の要請。

 日曜日だし、雪の良き計らい。

 自生の松に、「大きく育て!」

とエールを送り、木曽路を進む。 

 道の駅「大桑」で昼食。

 「米っ子大桑」という店で蕎麦と

五平餅のセットを食す。710円。

 地元のお米と蕎麦で店の人が漬けた

漬け物は自分で好きなものを好きな

だけ皿に盛って良しという粋な心配り。

 ちょっと濃い味になっているが、

皆地の味であった。

 妻籠(つまご)宿   

  句碑もなく、何となく寄らなくてはと

いう感じで立ち寄る。


  やはり観光客は多い。

 外国の方も結構楽しんでいるが、

ガイドがほしいかな。

  全国で初めて古い町並みを保存した

宿場町で、現在、国の重要伝統的

建造物保存地区(昭和51年)に選定。

「郷土環境保全地域」(昭和56年)の指定

を受けている。 

 宿駅が制定されると、妻籠宿本陣には

島崎氏が任命され、明治に至まで本陣、

庄屋を兼ね勤める。

 

 妻籠宿は中山道と飯田街道の追分に

位置する交通の要衝。

 天保14年(1843)の『中山道宿村

大概帳』によれば、

妻籠宿の宿内家数は31軒、うち本陣1軒、

脇本陣1軒、旅籠31軒で、

宿内人口は418人。

 1960年代に長野県の過疎問題が深刻化。

開発事業としての保存事業が基本方針

となる。

 明治百年記念事業の一環として、

寺下地区の26戸が解体修復され、

その後、観光客が増え始めたことから

観光関連施設の整備が本格化。

 町独自の『妻籠宿保存条例』を制定。

 気配りも素晴らしい!

 


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