お盆いっぱいの果物の話
機内食にフルーツプレートを頼んでみました。
搭乗してすぐにフライトアテンダントの方が確認にいらっしゃいました。おそらく「フルーツですよね」と中国語で仰ったので、恥じ入りながら英語で「食事のことですか」と聞き返します。「そうですそうです。この名前なんて発音しますか。フルーツですね」と今度は英語。名前の発音は何に使うのだろうとは思いますが、お仕事ですから、こちらもちゃんとお答えします。
颱風の名残でしょうか風にびゅんびゅん揺らされているうちに眠っている間に食事の時間になりました。Aさんによれば、一番最初に食事をサーブしてもらえるらしいのですが、寝ていたのでわたしは他のみなさんと一緒に提供していただきました。(写真の青ボールペン「Sleep」はそのせいです。)
こちらが、そのプレートです。
お盆いっぱいにフルーツが広がる景色はなかなか壮観です。ちょっと幼稚園児のわたしだったらめっちゃ喜んだのではないかと思いました。
ちょっと面白いのは、エコノミークラスのお盆に本来入っている食品の容器をそのまま使って、それをフルーツに置き換えていることです。主菜は、メロンとオレンジと(たぶん)パパイヤ。サラダは、キウイフルーツ、副菜は林檎、デザートのフルーツ(左上)は変更なし。
食べてみるとまあまあ食べ甲斐がありますし、お腹もいっぱいになります。ただ、腹持ちはあまり良くないですね。
あともちろん食事制限や宗教上の理由があってフルーツプレートを摂っている人がほとんどですから、頼まないとパンなどは一切もらえません。(頼んだら、「いいんですか」って訊き返されました。)
結論。短距離の飛行では、フルーツプレートは案外最強の選択かもしれません。
さて次は12時間。フルーツプレート2枚で乗り切れますかしら。