夜行便とフルーツプレートの話
今週のお題「わたしと乗り物」
台北からパリに向かう2便目もフルーツプレートを頼みました。
12時間以上かかる便ですので、今回はなんとフルーツプレートが2食になります。
夜行便のフルーツプレートは良い
これを注文したときは、「さすがにやりすぎたかもしれぬ」と思いましたが、実は夜行便のフルーツプレートはかなり良いことに気がつきました。
寝る前
夜行便はとにかく寝たいものです。特にわたしの場合、夜行便でよく寝ることができると時差ボケが非常に軽く済みますので、なおさらよく寝たい。
フルーツプレートにすると、寝入りが簡単なように感じられます。もちろんかなり消化の早いものを渡されているのですから、寝入るのは簡単です。
それに加えて、1番最初に食事を渡されているので、寝る前の化粧室が他の人の食事中に行けるのが大きな利点です*1。実はエコノミークラスの通常食回収後はトイレがとても混みます。かなり待たされることもありますが、特別食だとそれがないのです。
ちなみに特別食を頼んだからと言って、通常食を配られるときのドリンクのオファーが受けられないわけではありません。なんでも頼めますよ。ビールもいただけます。
フライトアテンダントの方は、「なんでビール?」と思うかもしれませんけれど。そんなことはまあどうでもいいのです。
寝起き
正直寝苦しいエコノミークラスに「朝」が来ます。サンシェードの外はもうだいぶ前から明るいはずなんですけれど、エコノミークラスの朝は全体にじわーっとやってきます。以前は一気に蛍光灯が点灯して合宿の朝みたいな清々しさがありましたが、最近の飛行機はLEDのライトがじわーっと明るくなり色も青っぽい感じからじわーっと昼光色に移るのです。
じわーっと目が覚めて、「あと2時間半で着陸だね」とじわーっと思いながら、温め直した食事を食べたいかどうかについては以前から疑問を持っていました*2。
それにたった2時間半待てば(その後のパスポートコントロールと荷物の回収がさらに1時間位かかりましょうけれど、それが終われば)比較的まともな空港のパン屋に行けるのです。
「そんなときのフルーツプレートです」と今日は言いたい。明日はどう思うか、帰りのオンラインチェックインのときにどう思うかは別としても、今日はそんな気持ちです。
ただし腹持ちは悪い
フルーツプレートの欠点は空港から街に向かう間にお腹がすきはじめることです。渡しの場合は、Aさんがショソン・オ・ポム(林檎のパイですね)を持ってきてくれたのでかなり楽でしたけれど*3、どこかで早めにお昼でもすることは考えた方がよいかもしれません。
いかがです? フルーツプレート、お試しくださいませな。