叡電デナ3両の工作が完了し、次の工作候補を在庫のキットの中から
いろいろと考えていましたが、TMSの今月号にC12の工作記事が掲載されていた
こともあって長く箱に眠っていたC12のキットを呼び出すことにしました。
お呼びを掛けたのが中村精密のC12のキット
メーカーで組立がされた半完成のようなキットです。
現在ではもうこのようなキットはなくなりましたね。
あったとしても手間がかかるので恐らく相当な価格になることでしょう。
キットの内容です。
工作者にしてみたら楽チンキットになりますね。
取りあえず手元にあるディテルアップに使えそうなパーツなどを
ピックアップしてみました。
在庫パーツの有効利用にもなります。
まず主台枠に組み込まれた動輪の回転具合からチェックしました。
一定の位置で引っ掛かりがありました。
調べるとどうやら右側第1動輪のメインロッドのネジ穴がキツイ
ようです。
線路を持ち上げてスムーズに回転していくことが重要で
引っ掛かりのあったネジ穴を少しナメてチェックしたところ
スムーズに転がるようになりました。
動輪とメインロッドの調整がOKとなりました。
日本各地のローカル線で晩年まで活躍したので馴染みの深い機関車ですね。
ほとんど仕上げられたキットですので楽チンですが落とし穴にはまらないようにしなければと思います。
組立済みキット、今は発売するメーカーがなく、大変貴重ですね。
昔はこうしたキットもメーカーから発売されていて手軽にブラスモデルが組めるように販売されていました。
今はそれどころか珊瑚模型の閉店などブラスの蒸気機関車のキット自体が崩壊しつつあります。