嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

改装工事を始めておく

2019-11-14 08:19:26 | ブログ

今年の紅葉は遅めにやってこられました。 秋晴れといえる晴天とキリッとした寒さに欠けて、湿気まみれの空気に支配されることが多かった10月の気候でしたけれど、11月のここへきてようやくサワヤカな晴天が続いております。

そんななか、貸切パーティが連続した連休明けの翌日から当ホテルでは部分的に改装を始めております。お客様が一瞬途切れるのを見計って、というわけですがなかなか。途切れたままになっちゃっても困るわけですけどね〜(爆)。

また、建設業界では、先日の台風19号の襲来以降、災害復旧工事が最優先である、との空気から職人さん不足に陥り、ただでさえ忙しいのに年末までのリミットも近づいてきてしまい、どうにもならない人手不足に悩まされている由。寒さもやってくるしねえ。

手をつけたのはまずは玄関付近。ホテルでは一番、通行量が多い場所でして、ドア周りや床、壁など経年劣化がいちぢるしく、こんかいはアルミ製のドア枠は残して、ドアのみ交換するという変則的な改造っす。40年ぶり(爆)。アルミの耐久性はすばらしいのですが、それ以外の素材が使われている部分の

劣化は否めないわけで、修理で対応しようとしたのですがご多聞に漏れずパーツがないときやがった。類似のものでなんとかならないか、と色々と検討したのですが、ダメ。ええい、面倒くせえ、というわけで木工屋さんに相談したら無垢の木でドアを作ってくれる、というのでおすがりいたしました。

床に貼ってあるコルクタイルも数えれば25年経過ものっす。

雨の日も雪の日も通行がございましたので、コルクの性質上、内部に染みついた感じの汚れが目立ちます。コルクタイルというのはこれらを「味」として見ることもできるのですが、日焼けして白っぽくくすんぢゃった部分もあるし、仮にもホテルのエントランスなのですから新しいものに交換いたします。

コルクタイルは剥がすことができず、上に次の床材を貼って対応するわけですが、ここで問題になるのが画像にも見える2枚目のドア。

床とのクリアランスがギリギリで、コルクタイルの上に床材を貼った場合に干渉する可能性がありそう。そのほか、創業以来使い続けた非常灯も効率のよい蓄電池式のLEDに換装したり、とリフォームの範囲は広がる広がる(苦笑)。

そんなドアなんて切っちまえば、と考えるのはシロートの浅はかさでございやす(爆)。丁寧に外して工場へと持ち込み、一部分解してから加工するのだそうな。ううむ。

このほかにトイレの壁紙も張り替える、というので内装屋さんが壁紙を剥がしていたところが給水管からの水漏れが発覚(脱力)。水漏れ箇所を見ているとどうも床下かららしい。というわけで前途多難な出発な模様。

人生、思う通りにはなかなか行かないもののようで(涙)。おいまつえん 改装工事はここから来年5月申請。再来年3月受け取りの例の補助金などもアテにしつつ、工事そのものが来年末まで続く(!)予定でございます。

いへ、別にのんびりやっているわけでわございません。実弾が不足しているだけです(完全意味明瞭)。

ご利用のお客様にはなにかとご不便をおかけするかと思いますが、ご理解の程よろしくお願い申し上げます。


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