嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

コロナ禍は「おしん」でやり過ごす(爆)

2020-10-13 08:30:15 | 今日の逸品

気がつけば10月も半ば。去年襲来した台風19号の大災厄からはちょうど1年が経過いたしました。いまだに去年、氾濫した河川のそこかしこで改修工事中ですが、つい先週の台風に伴う大雨による増水で工事が遅れる予測だ、とのこと。いろいろと思い通りにゆかないのでございます。

相変わらずのコロナ禍は治まらないまま、「新生活様式」などという、どうにもポジティブには受け入れられない言葉にも慣れ、マスクなしで外出すると何か忘れ物をしたような気持ちにもなる。

まったくニンゲンというのは順応性が高いなあ、と我ながら感心しきりですが、コロナ、早く終わらねえかなあ、などとのんびり構えて待っているわけにゃあまいりません。

長期滞在のお客様で、ホテルの稼働は順調。去年と同レベル以上に回復したところへGo To Troubleもとい、Go To Travelのお客様にもご来訪いただき、フル稼働状態が続いております。

この先に待っているはずの、コロナクライシスと呼ぶべき大恐慌に備えてホテルとしてできることはいくつもありますけれど、大事なのは、冬季の暖房性能アップを含む、客室のブラッシュアップでございます(それかい)。つまり設備投資。ここは自己資金で、が鉄則です。

来春あたりに入金を見込んでいる、持続化補助金の額しだい(自己資金ぢゃねーし)。じつは、採択された時点で進行は止まっており、現在審査中。採択と支払い決定は別なのだ、というのもはじめて知りました。交付決定通知、という書類に記された金額が手元に届くまでは安心できないのです。

また、今後は単なるオヤジのシャレかっ、程度に考えていたワーケーションにとどまらず、ゆっくりと、ではあるでしょうが、かならず進むはずの多拠点生活の流れにきっちりと乗って、新たなホテルの役割を開拓してゆきたいと考えております。

画像はうちのB子さん近影。

最近、ちょっと遠くのツルヤまで遠征することにして(爆)、1日に20kmのドライブを敢行しております。必ず7速まで使うのと、クルマ全体の温度を上げるのが目的ですが、おかげさまでチョーシよいです(ばか)。

普通の曲がり角を意識してキレイに曲がったり、踏切の通過、白バイポイントの観察(爆)などなどもぬかりなく行いながら、毎日同一ルートを辿るのもまた楽しからずや(あほの戯言ご容赦)。ほぼ毎日、交通量がない中での移動ですから、同一ポイントを同一速度とラインで抜けて、ギヤやブレーキングなども再

現したりして、これが結構面白いのです。シートポジションや履いている靴にも左右されてしまう精密なドライビングを要求されるのがタマランチ会長。あ、ちなみにギヤはDレンジ固定ね。

信号はほぼ皆無なルートですけど、いくつか難所があって、普通に左折すると後輪を縁石にヒットする仕組みの(汗)交差点が最大の難所(爆)。

左折した先の対向車線の車両が停止線を踏んでいる状況だと、ギリギリのラインを通さざるを得ず、左後輪を意識した左折ラインの描き方はトップランクの難しさ。どちらかといへばスローなB子さんのステアリングギアレシオと旋回速度の兼ね合いがキモ(一生やってれ)。

状況によっては床まで踏めたり、ブレーキングも強いのからビミョーなのまでを正確に使い分けて再現するのですから、それなりのテクニックが必要になる。このように、毎日の買い物ルートでもとらえ方によっては難コースにもなるわけで、これはコロナ禍のささやかな楽しみ、というやつです。

あたらしい運転様式かっ(違)。

出口の見えないこの状況の中、現在の私の心の支えは1983年、NHK朝ドラ「おしん」(爆)。王道のサクセスストーリーなのか、という見方もできますけれど、ねちねちと、時にはダイナミックに襲いかかる災厄の数々に立ち向かってその都度、結果を出して生き抜いてゆくおしんのタフさには参ります。

心が折れる、だとかウツだとかいっていられないわけね。

5年ほど前の湯治に東北地方に出かけたおりに銀山温泉に寄ったのがきっかけで(そうくるか)小林綾子さん演じたシーズン1、第60話くらいまでは見終えていたのですが、そのまま放置していたのを、最近思い出して動画サイトで診始めました。

現在、田中裕子さん演じるシーズン2の120話くらいまで進んで参りますた(爆)。ネチネチした家族ドラマを描かせたら右に出るもののない橋田壽賀子の金字塔。たぶん、不愉快でイジワルなキャラクターを描かせたら世界一(ホメてんのか)。

そこへ、愉快であっさりした高好感度キャラを持ってきて対決の構図を毎回、絶妙に作り上げて展開する手法は、ここまでくれば御家芸。時代考証や方言の監修もものすごいレベルでたまげる。

歴代朝ドラどころか、過去にリリースされたテレビドラマの中で60%ごえの最高視聴率記録をいまだに守り続けている怪物ドラマなだけあって、見応え十分。そこらのドラマと違って、どんなに見続けても次々に課題がおそってきて飽きることがないのが長所か(働けよ)。

どっこい、これがモチベーションとなるのです(ターンジュン)

 

 


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