調子どうですか。
風の強い日ってのは、まるで大気中の汚いものを浄化してくれているかのようで、わたくし嫌いじゃないんです。
だもんで、そんな日は当然外に出たいわけです。
「俺のまとう負のオーラも吹き飛ばしてくれ~!」
なんのこっちゃ。
さて、先日そんな強風なある日、玄関のドアを開けて外に出た刹那。
パタパタパタ~
なんか音。
この音なんじゃい?
辺りを見回して音の鳴るところを探す。
上か!?
屋根あたりでパタパタ鳴ってる!?
よ~く見てみると、屋根のケラバ(?)にビニールのようなフィルムのような帯状の何かが飛び出ていて、間隔で数本風に乗って暴れているじゃありませんか。
どうしたコレ?
何のために付けたんだっけ?
付けてねーよ。んなもん。
屋根のケラバだもんで、下から肉眼でかろうじて見えても写真にはうまく納まらない。
わかりづらくてアレですが、こんな部分。
そこにフィルムみたいなビニールみたいな帯状のがパタパタ。
とりあえず動画を撮ってみたりして、工務店へ問い合わせてみよう。
引渡しから早8ヶ月、今現在、我が家を担当してくださった2人目の営業さんもすでに退職されていて窓口が不明の為、直接社長にメールで問い合わせてみるしかないな。
まずは、すぐに社長からの返信メールが届きますが、その後放置されます。
また言い方な。
再度こちらから「忘れてませんかー?」的な催促を1発入れての先日。
動き出す現場監督さんと屋根屋さんインダハウス。
そもそもこのパタパタしてるやつは何者なんだ?
まず補足といたしまして、我が家の屋根材は何者かと申しますと。
頭上にクールに鎮座せしザラザラな男前。
ヤツの名は「リッジウェーーーイ」!
旭ファイバーグラス株式会社 「リッジウェイ」
んで本題、このパタパタな帯状のビニールみたいなやつは何者ぞ。
状態確認していただいた屋根屋さん曰く、メーカー出荷梱包時~保管の際などに密着して重なった材同士がくっついてしまわないように材と材の間にかます保護シートらしい。
そしてこいつは屋根としての機能上不要なものではあるけれど、施工時にいちいち剥がしたりはせず、まんまでいけちゃうものとのこと。
というのも、1年もすれば溶けて無くなっちゃうんだって。
・・・しかしながら、わたくしも信じると裏切られる・・・そんなこんなを繰り返してきておりますもので、素直に安心はいたしません。
失礼とは思いましたが、裏を取るというところで並行して屋根材のメーカーへも当該パタパタの問い合わせをさせていただいたわけでございます。
以下、メーカー見解(一部抜粋 原文まま)
リッジウェイ本体についていますフィルム状の物であれば、裏面についています”シーラント養生テープ”で、これは、
施工時には、この養生テープは不要になりますので、
経年で溶けると言う事はあるかもしれませんが、一概には言う事が出来ません。
なるほど。
屋根屋さん、疑って申し訳ないです。
屋根屋さんのおっしゃる「保護シート」とは「シーラント養生テープ」のことでしょう。
おっしゃる通り、当該テープは施工時に剥がさずとも機能上問題はないようです。
ただ、メーカーの見解として、経年で溶けるという部分に関しては断言を控えてますね。
一応わたくしも上記回答を踏まえ、メーカーサイト等においてもわかりやすい絵がございましたので、改めて咀嚼することが出来たわけでございます。
旭ファイバーグラス株式会社 HPより
このセルフシーラントってのに、接着防止措置として養生テープをしてるわけですな。
まぁそういうもんであるならば、パタパタとうるさい暴れてる部分をカッターかなんかでちょちょいと切って除ブチンブチン。
!?
ちょ、エーーーー!?
屋根屋さん・・・わしづかみにしてちぎってるじゃんよ。
問答無用でソレむしり始まるんすか・・・。
もう「カッターでキレイに~」なんて言うのはあきらめよう。
しかし、ちぎった跡のみすぼらしいのがパタパタよりイヤだな。
ストップストップ!
溶けるまで待ーつわ。
そんなこんななケラバの異音騒動は、これにて幕となるわけでした。
万が一、我が家のような現象に遭遇された方なんておられましたら、パタパタ音がするだけみたいですし、いつの間にか無くなっちゃうらしいので、そいつら好きに踊らせておいてもイイのかも知れませんよ。
周辺近所に切れた破片が落ちるかもなんてのは、別問題ですがね・・・。
こまかい事であろうとも「言うべきは、しっかり言う!」なんて決めているわたくしではございますが、今回は正直思いましたよ。
言うんじゃなかったなって・・・。