安倍政権では「今回桜を見る会」で「情報が出てこない」「名簿情報はその役割を終えたので遅滞なく廃棄した」これによって「問題なし」として「桜を見る会は解決済み」これが政府見解となっているようである。

 

だけど「筆者が携わってるIT関連」ではシステムを作るにおいて「ログ情報を出力」する。

 

そして、重要なのがエラーが発生したときなど「エラーログ情報を詳細に出して」それらは「バックアップして保持」したりしている。

 

だけど別に「ログの出力」どんな情報を出さなければいけないと言う「お客様との契約」これは「厳格に決まってない」し「だけど何かあった場合、瑕疵対応」など「システムを運用していてトラブルがあったとき」に「何が問題だったか」と言うものを「分析」しなければならず、だから「実際問題」として「システムのログ情報」過去のログ情報など「かなり重要」な情報であると言える。

 

ここで重要なのは「ログの出力」は「システムを作る側」にとって「重要な情報」であり、主にトラブル時に利用するわけだけど、これらについて「お客様と厳格にルールを決めて」ログの出力内容を決めたり、契約したり、それによって「別途費用を頂いたり」することは「まあほとんど無い」と言うことで「つまりログについてはシステムを作る側の内部ルール」ってのが正しい。

 

なので「システムを作る側に利益がある」から「ログを出力する」わけでだか、例外もあるわけで例えば「ログインしたとか言う情報もログに出したり、オペレーションのログなども出したり」これらは「お客様からの要件」で多いわけだけど、そうでない場合でも「トラブルがあったとき」「ハッキングがあったこと」によって「不正に操作された」りした場合においての調査を行うために、それらの「オペレーションログ」情報を記録したりすることもある。

 

ちょっと長々と説明したけど、結局システムの実行・利用・運用で発生する「ログ情報」と「内閣府などの業務」における「情報の管理」ってのは、まあ「非常に似ている」なあって思います。

 

なので仕事している人なら、これって「大問題」になると思うのですが、たとえば「システムの障害が発生」して「動かなくなった」けど「それを調査して、調査結果を出してくれ」って言ったら、システム会社から「障害の切り分けを行うためのログ情報は、システム作成・構築での契約要件に『適切なログの出力』と言うものは入ってないので、一切ログ情報を出していません」だから、障害が発生した原因につきましては「わかりません」ただ、再起動したら治りました。

 

こんなことをシステム会社に言われたら、ああその通りですよね。じゃあ仕方ないです・・・って言うんでしょうか?

今回の桜を見る会、この問題は正にこの通りのことであり、それに対して「まあその通りですね。これでこのトラブルは解決済みですね」ってなるわけないって思いますよ。

 

会社同士の大問題になるって思いますし、システムのログを入れることを「無償」でシステム会社にやらせるか、損害賠償の問題になるか、まあどちらにしても「今後は円滑な会社同士」の関係は「保てない」でしょうね。

 

冒頭の動画に戻って、橋下さんが言うことの「今回の桜を見る会」これの本質は「文書管理」であると言っているわけで、その辺を見ていると、そう言えば「筆者が生業としてるIT関連」これに例えると「ログ情報」これを一切取らずに「トラブル発生したとき」に「わかりません、それらはシステム構築の契約時にログ出力することが記載されてない」ので「トラブル発生時の作業者の聞き取り調査」のみで、トラブル発生の原因を行います」ってそんなことを言うIT会社って、間違いなく「ない」って思ったし、だけど「内閣府の言い分」はこれと同じなわけで、まあ「物事を置き換えて、それで改めて考える」と、まあ「デタラメ」もいいところだって思います。

 

って言うか「過去に何か問題となったとき」つまり「トラブル対応」時において、閲覧して「問題を模索」して「対応・解決」するために「公文書」を保存しているわけで、それを「削除」するってことは「正常系」のみしか「考慮していない」仕事しかしていないってわけで、まあ「何も問題がなければいいですね」って業務しかできないわけで、まあ業務の体制としては「デタラメ」でしかないってことだと思いますね。