富士山好きの皆さん、こんにちは~。( ´ ▽ ` )ノ
では、4話の続きです。



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一時下山してレンズ交換をしていました。
その間、富士山から雲は無くなり顔を見せたのですが夕焼けは絶望的な状況に...
日の入りが近くなってきたので、再度頂上へ向います。



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そして日の入りの時間近くになりましたが、空は紅く染まらず...
これは想定内だったので「明日の本番が撮れたらいい」と自分に言い聞かせ下山していると、地面が凍りついていました。
転ばないように地面しか見ていませんでしたが、ふと空見上げると異変が起こっている事に気が付きます。( ゚д゚)ポカーン

一時は不発に終わったと思われた夕焼けが予想以上に染まり出していたので、また頂上に戻って富士を撮るか、その場で雲を撮るかの決断でパニクっていました。(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?
この夕焼けは、そんなにもたないだろう...
富士を撮りに頂上へ戻って撮りそこねたら本末転倒だ!
僕は、その場で雲を撮る事にしました。



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 EOS R RF50mm F1.2L USM  



今まで真っ赤に染まる夕焼けを沢山見てきましたが、これは世界が終わるような恐怖さえ感じる真っ赤な光景で、別次元の染まり方でした。
1、2分で紅さは薄れていきましたが、あんな夕焼けはもう見る事はないでしょうね...
今思えば、直ぐ撮らなかった事を後悔しています。
もっと早く三脚を立てていれば...
悔しさが残る日没でした。(´Д⊂)

その後、疲れを癒やす宴会が始まりました。
温かい赤ワインに、シナモンやレモン汁を入れて温まります。
くつろいでいると、また風が強くなり嫌な予感が...
やはりこの山は相性が悪いみたいです。
色々と考えた結果、様子を見て夜が明ける前に星と夜景を撮る事にしました。
風が弱まる事を祈りつつ就寝したのですが、果たして気まぐれな強風は治まってくれるのでしょうか...


つづく。