ショックです。。。
竹内結子さん。
三浦春馬さんと言い。
コンフィデンスマンＪＰに出演していたお二人。
あんなに楽しい映画でイキイキと演技を見せてくれていた二人。
竹内結子さんは『ランチの女王』以来の大ファンでした。
あの飛び切りチャーミングな笑顔がもう見られない。
作品は残っても以前と同じ見かたは出来ない。
自殺。
このブログをよく読んで頂いている方はご存知の様に
私は４０代半ばまでナースとして働き続けて来ました。
最初の精神科以降も救命などには自殺未遂の方々が
たくさん運ばれて来た。
飛び降り自殺で顔がグチャグチャになり
当然頭部も打っている為、痛みを感じないのか
潰れた鼻から口の裂け目を自分の手でまさぐっていた中学生くらいの子。
農薬を飲んで自殺を図った学校の先生。
まず、自分の赤ん坊を刺し殺してから
何十箇所も切り付けて川の中を彷徨っていた女性。
後から聞いた話では町金からお金を借りて返しきれなくなって
自殺を図ったとの事。
自殺をしようとする人、夫々に理由がある。
ただ、精神障害の為に自殺を図る人は失敗しない可能性が高い。
それはただの『甘え』ではなく
生きる事への選択肢を抹消しているから
何を言おうと、誰が側に居ようと構わない。
逆を言えば
当然死んでも仕方ないほどキビシイ環境にあっても
死なない人は死なない。
それはまだ病魔に侵されていないので
どこかに生きる術を知っている人。
大切な人が悲しむから
今自分が消える事で多くの人に迷惑が掛かるから。
大概の場合この２つで死ねない状況になる。
そう言う私もそのひとりだった。
死にたい、苦しい。
絶望的な環境下でただ、お金の為に働く日々。
そんな中で知り合った愛した人の死や
幼稚園時代からの親友の病死。
今考えると
どうして生きて来られたかが解らない。
でも、私が踏み止まれたのは
最終的には両親の存在だった。
そして、私の精神は『死』に捕らわれてはいなかったから・・・
だと思う。
ここ最近の有名芸能人の自殺で
ＴＶではもっぱら『命の電話』等の宣伝をしているが
全くの無駄だとしか言えない。
電話をする事が出来る人は決して自殺が成功しないから
はっきり言えばただの。。。
かまってちゃん しか電話はしない。
センシティブな真面目な
優しい人が一番危ない。
けど、彼等は人に救いを求められないから
自殺を結構して 成功する。
本当に、本当に
逝ってしまった人達の事は残念だけど
誰にも救えはしなかったのだと。。。
ただ、彼らの事を忘れない事。
素晴らしい軌跡を思い出してあげる事。
それだけが彼等への餞になると
私は思う。
さようなら、でも貴方たちを私は忘れない。
