大切なあなたへ


 

あなたは

 

人間関係のなかで相手に譲る(ゆずる)ことってありますか?


 

波風を立てないためにここは譲っておこう

 

相手の主張を飲んでおこう


 

そんな選択をする時です。


 

私は時々あります。


 

でもそんな時

 

譲ってるのに、なんだか相手が納得しない。

 

解放してくれない。


 

そんな体験はありませんか?


 

波風を立たせないように、引いているのに

 

相手の声がどんどん大きくなって追いかけてくる。

 

どうして追いかけてくるんだろう?


 

そんな感覚です。




 

今日は人間関係力学の勉強会でした。

 

今日の勉強会で

 

この

 

「譲っても譲っても相手が追いかけてくる。」

 

ということが話に上がったので

 

なぜそうなるかについて

 

書いてみますね。



 

そもそも

 

今日の勉強会のメインテーマは

 

「心が離れてしまった相手とどうつながり直すか」

 

というものでした。


 

そこで冒頭に

 

「心が離れてしまう時は

 

お互いが自分の主張を譲らない時です。


 

心が近づくためには

 

相手の方へ自分から近づいていくこと

 

先に譲ることが大事になります。」

 

 

とても美しい理論をお伝えしました(笑)



 

多分、みなさん、頭ではわかっているのです。

 

で、やってみたこともあるのです。



 

だから次のような質問が出たのです。

 

「私はいつも

 

波風を立てないように相手の意見を尊重して

 

譲って譲っているんですけど

 

それだと相手が納得しないのです。

 

心が近づきません。

 

それはどうしてですか?」


 

という質問です。


 

どうですか?

 

あなたも思い当たることありますか?


 

譲っているのに

 

なんだかうまくいかない・・・。


 

そんなケースです。





 

実はそれは「譲る」という行為には

 

微妙な2種類のタイプがあるためです。


 

一つ目

 

波風を立てないように譲る

 

という場合は

 

自分は身を引いて相手を立てる

 

というエネルギーです。


 

例えばこんな感じ。


 

相手「わたし、〇〇に関しては▲▲にした方がいいと思ってるの。

 

絶対にその方がいいでしょ?そうしませんか?」

 

と主張してくる。


 

私「(私はそれほどそうは思ってないけど・・)

 

いいんじゃないですか?はいはい、そうしましょう。」

 

と譲る。


 

という感じです。


 

そういう時、相手が

 

相手「本当にわかってる?▲▲だよ?」

 

と、念を押してくる。


 

私「(わかってるってば、そう言ったじゃない!)はいはい、いいですよ。

 

だからそうしましょう。」

 

ともう一度、相槌を打つ。


 

相手はなんだか納得していない。

 

私も譲ったのに、納得してもらえず

 

なんだか不満。


 

みたいになりがちです。



 

自分から折れて相手に譲っているのに

 

これはどうしてなのでしょうか。



 

それにはまず

 

言語を横に置いておき

 

会話のエネルギーをみてみる必要があります。


 

最初、相手が話してくる時は

 

相手のエネルギーは

 

「こうしたいということをわかってほしい」

 

というエネルギーです。


 

実は「こうしたい」ということよりも

 

「どれだけこうすることがいいのか」それを受け止めてほしいのです。



 

対して自分のエネルギーは

 

「とにかく相手のいうことを聞いておこう」

 

という感じで

 

自分がどう感じているかは全く伝えるつもりはなく

 

心を閉ざして逃げるエネルギーなのです。


 

そう、相手は

 

心を開いて受け止めてほしいのです。

 

ところが自分のほうは

 

相手のエネルギーを受け入れたくないので

 

「はいはい」といいつつ

 

心を閉ざして逃げているのです。


 

だから、行動的には相手の言う通りにしているにも関わらず

 

相手が

 

「受け取ってもらってない!」

 

「あなたはわかってない!」

 

と追いかけてくるのですね。



 

つまり、この場合の「譲る」は

 

行動は譲っていても

 

考え方、心のあり方は譲っていないのです。


 

相手は敏感に、そのことを察しているのですね。



 

ではもう一つの「譲る」とは一体どんな感じなのか。


 

先ほどと同じスタートでみてみましょう。



 

相手「わたし、〇〇に関しては▲▲にした方がいいと思ってるの。

 

絶対にその方がいいでしょ?そうしませんか?」

 

と主張してくる。


 

そこでこんな風に返してみる。

 

 

私「私はそれほど、▲▲がいいと思ってなくて

 

本当は◾️◾️でもいいと思ってるの。」

 

と率直に話す。


 

まずはこれがハートを開くと言うことですね。

 

自分のハートの中を開いて見せるのです。


 

そのあと

 

「でもあなたは、どうしてそこまでそれがいいと思うの?」

 

と聞いてみる。


 

自分が相手と同じように思っていない場合

 

それを押し通すのではなくて

 

一歩相手の方に意識を向けて、相手の主張に興味を持って聞いてみる。

 

これが最初の「譲る」です。


 

「私は違うと思ってるけどあなたの話も聞くわよ。」

 

というスタイルです。


 

そして相手の主張を聞いて

 

「なるほど、あなたの言うことも一理あるわね。」

 

と受け止めるのが次の「譲る」です。


 

相手の思いを受け止める、理解するのです。


 

で、最終的にどう行動するかは

 

自分の思う通りにしてもいいし

 

相手の思うようにしてもいいし

 

全く別の第3案を考えてもいいのです。

 

 


 

要するに、相手の思いを

 

自分のハートの中に一旦入れてあげる

 

というのが大事で

 

これが本当の「譲る」です。


 

そしてこれさえできれば

 

実は「行動」の方はどう転んでも大差ありません。


 

相手は自分が主張したことを

 

「わかってもらえた」「受け止めてもらえた」

 

と思えさえすれば

 

意外と

 

「私が大事だと思っていることをわかってくれればいいのよ。

 

でもあなたの言うことも一理あるわね。

 

絶対に▲▲にしなきゃいけないってわけではないわ。」

 

とさらっと身を引いたりします。


 

要するに二つ目の「譲る」とは

 

ハートを閉じて逃げることではなく

 

相手の気持ちを

 

自分が先にハートを開いて受け止める

 

ということなのですね。


 

どうですか?

 

あなたは先にハートを開いていますか?




 

これこそ、難しいことなのです。

 

私も、実際はなかなかできません。


 

ハートを閉じて逃げる方が楽なのです(笑)


 

でもそれだと相手からは

 

こちらが何を考えているのか全く見えず

 

「本当にわかってるの?」

 

「本当に受け止めてくれているの?」

 

と追いかけたくなってしまいます。



 

だからもし

 

相手が追いかけてきた時は

 

それをみて

 

「あ、自分は今ハートを閉じて逃げてたんだ。」

 

と、まず気付くことができるといいと思います。




 

さて、いかがでしたか?


 

なかなか微妙なところですが

 

とっても大事なところです。


 

私も実際には自分が先にハートを開くのは難しいです。


 

でも本当に繋がりたい人

 

大事な人なら

 

頑張ってチャレンジしていきたいとも思います。

 

 

私が本当に望むのは

 

その人と繋がることだからです。

 

 


 

あなたも

 

一緒にチャレンジしていきませんか?

 

 

 

フォローしてね

 

クローバー最近の人気記事クローバー
1、伝わるコミュニケーションのコツ「頭で話さず心で話す」   


2、眠っている才能を見つけよう!みんな才能を持って生まれてきているから  

 

3、「最速でソウルメイトに出会う」セミナー 次回は11月10日(日)に開催します!

 

4、心の底にいる純粋な自分を蘇らせる・誰の心にも人を思う気持ちが眠っているから

 

5、旦那さんに小言を言う時に嫌な女にならない方法☆本当はガミガミ言いたいわけじゃないから

 

 

クローバーパートナーシップコミュニケーション講座・関連記事はこちらクローバー

 

ドキドキあなたは何語を話してる?二人が全然違う言語を話してるって知ってますか?

 

ドキドキコミュニケーションがうまくいかなくなる時、それはお互いに〇〇になっているから☆

 

ドキドキ「お互いのニーズを押し付けあうという力学には目から鱗でした!」講座の感想をいただきました!

 

 

クローバー「最速でソウルメイトに出会う」11月10日(日)に開催しますクローバー

 

詳細はこちらです。

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。
よかったらポチッとお願いします(^^)


人間関係ランキング