KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

マスクの効用とBCG

2020年04月06日 | 俳句
天気 晴

写真は一昨年のもの。

昨夜は早く布団に入りぐっすり眠れたので体調も回復したかと思ったが、熱っぽさはとれたものの、目まいは相変わらず。やっぱり首の痛さが・・。整体治療に行けば少しは良くなる、と解っていても今の状況ではこれも「自粛」したほうが良さそうで。

それでも、一日家に居るのはもったいない好天の暖かさ。買い足したいものがあり、昼食後スーパーへ。いよいよ明日は国の「緊急事態宣言」が出るというので、スーパーでまた愚かな買いだめが始まっているかと思った。そういう人たちは、朝のうちに行くのか、レジには列が全くなかった。棚のものも、私の通ったところはすべて揃っているようにの見えた。
スーパーの上の1階にあるドラッグストアを覗いたが、当然のこと、私の買いたいマスクもアルコール除菌用品も全くない。

日本だけがなぜコロナの死者数が少ないのか・・生活習慣だけではなく、やはりマスクの効用もあったかもしれない。感染の防御にはあまり効果がないにしても、感染者が使えばウィルスをばらまかないで済む。西洋人はマスクをしている日本人を笑い、花粉症の時期に日本へ来て「ギャングと病人がこんなに多いのか」と思ったという。海外旅行で風邪をひいてマスクをしていたら、街で笑い者になったという友人の話を聞いた。
それが、この時代に役に立ったのかもしれない。

そして最近知ったこと。
BCGワクチンを現在も使用している国は、感染者が少ない、という統計があるのだそうだ.。東アジアでは続けている国が多いが、欧米ではとっくに接種をしなくなっている。
そこに、70歳以下の人たちは接種している、と書かれていたが、後期高齢者の私、接種しています。しかも何回も。昔は義務教育時代、ツベルクリン反応という検査をして陰性になると結核菌の抗体が出来ていない、とBCGを打たれた。二の腕の筋肉に刺す、痛い痛い注射だった。今のような簡単なワクチン接種とは違う。
都会の子は、小学低学年で抗体の出来ている子が多かったという。でも海岸の小さな村では、なぜか陰性の子が多かった。その中でも私は、珍しい、と言われて中学生まで陰性反応が出ていた。当然、何度もBCGを打つ。結核は死病、と言う時代だ。母親に「注射しないと結核になるよ」と言われて・・泣く子も黙る肺結核。
小学5年だったか、その注射が化膿して二の腕が腫れあがって、大変な目に遭った。注射のあと一ヶ月くらいは「海へ入ってはいけない」と言われたのを守り切れなかったのだ。家の裏庭が海のような家。夏休みに海へ入るな、と言われたって。母が看護婦資格のある人だったから、膿を出してなにやら塗って包帯をして・・素人療治の結果、そこが凹んでケロイド状になってしまった。
右腕には疱瘡を植えた痕。左腕にはBCGのケロイド。若い頃にはノースリーブを着るのが苦手だった。今は薄れているものの、まだ残っている。
それが今、役立っている? まさか、半世紀以上も抗体の効果があるとは思えないけれど。

感染確認されている人の数も異常に少なくて、検査の方法が問題視されたりしている。でも、実際の感染者も少ないのかもしれない。都民を千人に一人くらい無作為抽出して検査すれば、それが検証されるような気がする。

いのちあるやうに漂ふ落花かな  KUMI
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6 コメント

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小学四年生 (ふきのとう)
2020-04-06 20:31:15
ツべりクリーン、陰性が偽陽性になり陽性になったのは小学4年生の時でした。注射で赤くなった部分を物差しで測り、判定、陽性になるまで3回ものBCGを受け私も左肩下にBCGの化膿痕が残っています。見当も付かないコロナの収束、好きな針仕事にもそろそろ飽きてきました。明日は草取でもして外気欲をたっぷりしようと思います。
Unknown (小父さん)
2020-04-07 00:06:25
いのちあるやうに漂ふ落花かな  

なるほどですね~。
句会にでも入らないと腰が上がりません(泣)

>私の買いたいマスクもアルコール除菌洋品も全くない。

そうですね~。
昨日のテレビによるとマスクの4分の3は外国製だとか。

>・・・それが、この時代に役に立ったのかもしれない。

本当ですね。
香港で騒動の時、法で禁止にしたでしたっけ?
トランプさん、「私は陰性だからしない」と言ったとか
(笑)
そんなことをトップが言うから感染者も死者も株価を上げたように増える(汗)

BCGのこと下で読んだところでした。
        ↓
「BCG効果はホント?=青野由利」毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20200404/ddm/002/070/040000c

>中でも私は、珍しい、と言われて中学生まで陰性反応が出ていた。

そうでしたか。
ツベルクリン反応で赤く腫れない子は自分で叩いていましたね(笑)

>若い頃にはノースリーブを着るのが苦手だった。

最近の歌手とか女優さんは心配ないんでしょうかね?(笑)

昨日のテレビでは米中が二分する世界が変わるのではないかと言ってましたね。

「米中双方が社会システムに重大な欠陥があるということを見せつけた」んだと!
予防ワクチン (dolce)
2020-04-07 11:14:09
ツベルクリン反応、私も6年生まで陰性だったので
ずっとBCGワクチンを打たれていました。
今の時代、少しはBCGワクチンの効果があるとすれば
嬉しいのですが・・・。

そして幼稚園にも行ってない(父が幼稚園なんかは
行かなくてよい!と言っていた)し、兄弟姉妹もいなかったので、麻疹・おたふくかぜ・水ぼうそうなど
かかったことがなく、すべて大人になってから子供
から感染して入院騒ぎの大変な思いをしました(汗)

親は大切に育てたつもりだったのでしょうが、私は
有難迷惑だと、当時は親に対して厳しい言葉を発して
悲しませていたことを思い出しました。
今頃反省しても遅いですね(笑)
ふきのとうさん、陽性と陰性、間違えてました (KUMI)
2020-04-07 14:53:55
ありがとうございます、逆にしていましたね。すぐ訂正出来ました。
私は肩ではなく腕の真ん中くらいに注射されたのがケロイドになったので、悲惨でした。その前後の注射痕もあります、昔は大変でしたね。
これからは、都会から帰郷の人が感染者をふやすような気がしてなりません。ふきのとうさんも、お孫さんとは当分会えませんね。GWもお一人、という方が命のためには良いようです。私も我慢我慢、です。
小父さん、根拠がないと言えばないのでしょう (KUMI)
2020-04-07 15:04:23
まだ何も解っていない新型ウィルスですから、正しいことは誰にも解っていないのでしょうね。

大爆発しないで収束したら、マスク好きの日本人の勝利です。
私は、息苦しくなるので近所の散歩や買い物ではマスクはしません。
人と話すこともありませんし。
欧米から見たら、マスクしている国会議員は異常な光景に見えるでしょうか?
でも、英国の首相は重体に・・

今のワクチンは、成長すると痕が残らないのです。
我々の時代はBCGは別としても、疱瘡の痕はみんなあって、芸能人も例外でてれgはありませんでした。テレビで、可哀そう、とおもいましたっけ。
dolceさん、箱入り娘、でしたね (KUMI)
2020-04-07 15:15:08
子供から感染した・・大変でしたね。
私は兄姉が居ましたから、はしかや水疱瘡にはなっていたようです。
でも、おたふく風邪は覚えがなく、母が亡くなってから職場で流行・・
姉に訊いたら「知ってる訳ないでしょ」というつれない返事でした。
今は、ワクチンがあるので安心でしね。でもおたふく風邪はしていない人も居るとか。

空気の良い田舎の方が肺結核の抗体は作られない、とか言われましたけど??
東京育ちの夫は、注射した覚えがないとか。
中学生になってもBCG打っていました。
10年くらい前に必要あってツベルクリン検査しましたら、やっと陽性になっていてほっとしました(笑)

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