急激なマニラの情勢変化-ルソン島全土での移動制限-3月18日の状況-

先週の金曜日から、急激の情勢が変化しているマニラ首都圏を含む、ルソン島。

大統領政府以外にも、州政府によってセブ島をはじめ、各都市で急激に状況が変化しております。


昨日スーパーに行ってみたところ、以下の写真のような状況。









写真にはありませんが、日本同様、マスクやアルコール消毒薬のストックはもちろんありません。

野菜がほとんどないので、栄養の偏りが心配です。米はフィリピン国産品、ほぼ全滅。

冷凍食品は、まだ在庫がありました。

他、カップヌードル等は最近入荷があったようで、商品棚の他、段ボールに詰まったままのものもあり。

パンはほぼなく、缶詰品も普段の半分の在庫といった状況です。

牛乳の在庫はあり。

たまごは入荷があったようで、購入できました。

現在のところ、近くのスーパーは秩序を保たれているように感じました。

近日中に、バランガイで1世帯1人しか外出等ができないようにするための、通行証のようなカードが配布されるという情報もあります。
→妻の実家がある場所は、すでにそういったことが適応されていると妻の家族は、話しております。

食料が国民全員に十分にいきわたるうちはいいですが、公共交通機関が全滅した現在、生活必需品の生産業者の従業員が果たして問題なく出社できているのか、疑問点もかなりあります。

日本人にとっては、かなり厳しい状況になっていく、可能性も高くなっています。

海外に仕事を持つ、もしくは海外に住所があるフィリピン人の出国は、現在も認められているようですが、私の妻はおそらく対象外。

妻を実家に帰すこともできないので、妻と移動できる状況にならない限り、ここにとどまるしかありません。

どうか、食料だけは十分いきわたりますように。

住んでいると忘れがちですが、フィリピンは拳銃の所持が認められていますので、暴動が発生したらかなり危険です。

大統領が強力なリーダーシップをもっているので、そういったことが、現在までに発生するとは思っておりませんが。。。

話は変わりますが、あんまりにもフィリピンのテレビの報道番組の時間帯が少なくて、驚いています。

普段、テレビはみませんが、情報収集のためにテレビをつけても、ニュースをやっている時間帯が少ない少ない。

報道機関として、テレビ局はあまり機能していないように感じます。

そんななか、いいなと思ったのが、フィリピン新聞社の一つ、Philippine star.
https://www.philstar.com/

結構リアルタイムに各ニュースをあつかっており、政府報道官の内容に関する根拠の検証が行われているなど、かなり報道機関として機能しているなと感じます。

政府の発表もFacebookだったり、保健省HPだったり、運輸省HPだったり、労働省HPだったり、プレスリリースのみだったりと出所が散見されるのも、よくない点だと感じるので、同新聞社のような存在は、かなり心強いです。

英語での記事になりますので、フィリピンの該当地区に住んでいる方は一度のぞかれるといいと思います。

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