マニラ首都圏、GCQで感染さらに拡大か

マニラはMECQとなっていましたが、再びGCQとなるようです。

どんな数字をみて、GCQという判断となるのでしょうか。

数字だけをみると、セブがECQとなったときと、大きく変わりがない病院設備の利用率、実行再生産数も簡易的な計算式で調べると、1以上であることがわかります。
*1以上というのは、1人の感染者が1人以上に感染を拡大させるということ。

前日比平均増加率は103%前後。感染者数の詳細が公表されはじめた、4月中旬から大きく変わることはあまりなく、推移しております。

このままでいけば、30日後の総感染者数はおよそ39万人。60日後に95万人です。

総数から回復者・死者を除いたアクティブ患者数の比率を30%としても、31万人以上が60日後にいることになります。

政府はそれに向けた設備の準備をしているのでしょうか。

マニラ首都圏の人口は1000万人以上。集団免疫の考え方を想定している場合、仮に全数95万人がマニラ首都圏の住民だとしても、数字的に足らないという悲劇。

一時は検査数が日本より多いという新聞記事も見かけましたが、1日3万件前後に達して以降、検査数が増えている様子もないようです。


感染がおこったスポットごとに閉鎖するという理想は大変すばらしいが、スポットを特定して即座に閉鎖する体制がとられていないのが現状。

ロックダウンをしても、大幅な影響がないことは明らかなので、フィリピンでASEAN会議があったときのように、一部の人口密集地区の人を別の島に移送するなど、強制手段にでるしかないのではないでしょうか。

人権侵害でしかないですが、ASEANの会議ではできたことが、なぜいまできないのかは謎です。

そして、先週末から始まった職場でのフェイスシールドの着用。

つけてみたら目が悪くなりそうで、最悪です。

目が悪くなったら、だれが保証してくれるのでしょうか。もちろん、だれも補償してくれないでしょうね。

フィリピン産のフェイスシールドを期待しましたが、案の定中国製。これって誰が儲かるのだろうか。

とんでもない政策なのに、国内の会社が儲かることもあまりなく。

シールドの素材によっては、静電気が帯電して逆にウイルスや細菌を引き付けるということも懸念しています。

話して効果があるのか。

私は、断言できます。

効果がないと。

そういえば、フィリピンへのワクチンの供給先の有力候補が中国かロシアとなりそうですね。

ワクチンが供給されはじめても、接種を受けたいとは思えない面々です。

帰国できるのは、来年の6月ぐらいになりそうと思う今日この頃

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