ハルオ弁護士とアポをとり、ハルオ法律事務所で打ち合わせをすることになった。
私がよく知っている街にある事務所だった。
駅に到着し、とある球場を横目にオフィス街へ
そして
マンションの上階へ
ハルオ弁護士は老人であり動物医療業界に詳しくないようだった。
一通り検察で説明したように病院内であった虐待行為を説明した。
開口一番 ハルオ弁護士がネットでの名誉棄損の悪質性とは「消せない」「容易に書ける手軽さ」
等と鉛筆書きで記したものを見せられた。
「説教」だった。
自分としては名誉棄損の裁判は刑事で終わったことであり、私の味方に立って考えないのかと不安になった。
さらに慰謝料の話になり、「他人に借りてまでして返せ」というようなことを言われた
(この発言は強要罪、恐喝罪にあたる)。
また「和解しろ」ともいわれた。
そのときはよくわからないのでハイハイ言ってしまったが
要するにこのハルオ弁護士は一定の被害損害金を支払わせることに誘導していた。
正に原告の味方の様な立ち位置で、誘導していた。
もしかしたら原告や原告の弁護士と裏で手を握っていた可能性も捨てきれない。
しかし、時期も押し迫っていて弁護士会が紹介した弁護士なのでやむなく契約してしまった。
手付金数10万ですが契約しますか?としたり顔で言われた。
このとき、しっかり考えなおせばよかったのかもしれない。
もう時間がないので焦って契約してしまった。
裁判では契約した弁護士が敵になったり無能だったり弁護士選びは慎重にすべきだと後になって思った。私の場合は敵であった。
このハルオ弁護士がほんとうに使えず無能で、まったく私の弁護をする姿勢がなかった。
裁判で数回文書を提出したのだが内容はほぼ私が書いたものであり、割愛された部分はあったが弁護士の言葉で追記するような箇所はほぼなかった。
ハルオ弁護士は裁判中に単に事務手続きを行っただけ、また私の弁護をせず妨害したと同義である。
また陳述書の下書きで私が書いたものを誤記をしそのまま裁判所に提出したり意図的に私が負けるように仕向けたきらいがあった。
動物、医療についても全く無知であり
「この裁判の結果は最初から決まっている」とも言われた。
弁護士とのやり取りはメールで行ったが機械的で冷たいものだった。
中盤で「和解」の方向に勝手に進められそうになった、私はそこで怒り
和解なんてするつもりは全くなかったので拒否し弁護士を解任を迫るところまでいった。
その後慌てて弁護士から電話がきて再度、事務所で打ち合わせをすることになった。
打ち合わせでは部下の女弁護士クズミ イシカ弁護士もテーブルに着いた。
この弁護士はベンチャーの副業を持つ二足の草鞋の弁護士であり某民放のTV放送でニュースになった弁護士である。
そのクズミが「んんんー」と変な物言いをしたりしていた。
そこで和解をするつもりはないことを確認した。
後述するが、この弁護士事務所の評判は悪いことがあとになってわかった。ほかにも同じように損をした依頼者がいることが評判で伝わってきた。
ネット検索をするとこのハルオ弁護士は同年、別件の弁護士法違反で処分されていることがわかった。
県の弁護士会の紹介弁護士には要注意すべきであり、裁判において弁護士選びは大変難しいものである。