変化をとにかく嫌う、頭カッチカチの頑固じじい義父をどうやって説得するか、よめ子と旦那は家族会議を始めた。
「うちは全ておやじが自分の所有物だと思っとるでな。おまえが提案してもまず無理だ。」
※まあ、所有物であることは間違いないけど、融通きかなくてすっごく厄介なの!敷地内同居あるある!?
「じゃあ、義父さんを説得してくれるの?」
「無理だな。」
よめ子はとてもがっくりしていた。
「俺がおやじと話をすると、すぐに怒鳴りあいになって、余計ややこしくなる。」
「た、たしかに・・・。」
※思い当たる節がありまくりのよめ子
じゃあ、どうするのか!?
よめ子とだんなが出した結論は・・・
「孫だ。孫を話し合いの場に同席させろ。」
対義父において最強のカードである"孫"を使うことを決意。
「なるほど。いちまると、にこを話し合いの場に同席させれば、義父さんも多少は怒らずに話を聞いてくれる・・・かも!?」
「ダメ元だけどな。」
「これでダメなら諦めるしかない。」
「わかった、当たって砕けろ精神で話し合いしてみるよ。」
「うまく・・・やれよ?」
いや、だんなも何とかしろって話なんだけどね。
つづくよ!