乳幼児を抱えて子育て真っ最中の皆さん。

 

つかの間の休み時間も、「スマホ見てるなんて…」なんて、世間の心ない視線に晒されていたりしますが

「うるせーウチの皿の一枚も洗わない奴に言われる筋合いねえわ!」

と、野菜スティックでも投げつけてやってください。

 

大変お疲れさまです。

 

当時の大変さを振り返ると、ホント世の中のお母さんみんなに労いの言葉をかけまくって、カフェインレス抹茶豆乳ラテでも振る舞いまくりたくなります。授乳中でも飲めるよ!

 

引っ越してきた土地、実家も近くになく、毎日子供と部屋にいる、こんな環境だと、まるで世界はこの部屋だけなのでは、という視野狭窄状態に陥ります。

 

そんなお母さんの味方、児童館。

 

行ったなー。プレ始まる前は、それこそ毎日毎日毎日毎日、おにぎり持って午前中から入り浸っていた。

 

比較的近所にあった、市営の年期入った昭和感漂う児童館。

職員さんも皆さん感じ良く、私と息子の救いの場所でした。感謝しかありません。市民税を払ってて良かった。ありがとう児童館。

 

…が、「単に居住地が近い」というだけの、普通ならまったく接点のない人達が、子供の年齢が近いだけの理由で集まる場所です。

 

そりゃ、それなりにトラブルも、嫌な目にも遭うものです。

 

これはもうしょうがない。

 

道歩いてたって変な人には遭遇するものです。集まった経緯を考えれば、児童館だって同じような条件。要するに「児童館なんてそこらの路上と大して変わらない」のです。そう思えば、嫌な目に遭っても、

 

「ああ、運が悪かったなあ」

 

と思うことができて、煮詰まらずにすみますので、現在進行形で悩んでいるお母様、どうぞお気になさらず。

 

 

とあるお母様その1…

 

最初は、なんかすごい積極的に話しかけられた。なんでも、最近越してきたので、お友達になって欲しいんです!!みたいなカンジ。

 

私も、はいはいそうですか、と、フツーに話をしていた。

その方のお子さんは、うちの子よりもちょっと年下。

 

「服とかすぐに小さくなっちゃってねー、もったいないよねー」

「えー!!お下がりとか、ありませんか??」

 

全然いっぱいありますよ!ホントもらってくれたらありがたいです!え?いいんですか?ええ、是非是非。

 

こんなカンジで盛り上がりました。その後も、児童館で会うたびに、

「お下がり、本当に助かるので、いただけたら嬉しいです!」

と言われ続けました。

 

…と、ここまで読むと、

「ははーん、いわゆる『クレクレさん』かー」って思いますよね。

 

全然違ったのです。

 

そんなに言うのなら、と、自宅でお下がりをみつくろいました。赤の他人にあげるものです、キレイで、よいものを。

ブランド品やあまり袖を通していないものを、もう一度洗濯しアイロン。タグが見えるようにたたみ、ビニールに入れて

「○○製、半袖、サイズ90」と、見た目にすぐわかるように付箋を付けておきました。完璧だぜ

 

そして児童館に持っていきました。

 

「あのーお下がり、持ってきたんですけど…」

「ええ!?あ、はい、いや、はあ、そうですか」

 

なんだその反応。

 

結局、持って行ったお下がり、おつきあい程度にざっと見渡すと、

「じゃ、これで…」

 

と、一枚だけ持って行かれました。

 

…けっこう手間ひまかけたんだけどな

(結局、他の方が見てくれて、持って帰られました。良かった良かった)

 

要するにですね、

「頼りになります〜助かります〜懐に飛び込みます〜」という手段で知人を作ろうとしていた方だったようなんですよね。

 

そしてあまりツルむタイプではない私と仲良くするメリット無しと判断した…と、推測されます。(大人数で盛り上がっているグループに入っていったので)

 

私個人は、まったくグループに入りたいとも、ひとりが辛いとも思わないタイプで、似たような淡々とした方達と、その場限りであれこれ話す、という距離感がとても居心地が良かったのですが、所属を求めるタイプの方は、やはり居場所がないとしんどいのかなあ、と思った次第です。

 

でもお下がり用意するのけっこう大変だったんだぞコンニャロ

社交辞令にしちゃ何度も言われ過ぎだしよーなんなんだよー

 

 

とあるお母様その2…

 

子供の年齢が一緒で、よくお見かけする方でした。まあフツーにおしゃべり。フツーに子供同士も遊ぶし、

あらあらうちの子がすみません、いえいえ大丈夫ですよお互い様ですし〜

といったやり取りもフツーにできていた方だったと思います。

 

お昼時になりました。

その児童館、小上がりのような場所で持ち込みの食事を摂ることができるのですが、児童館の規模に対して、食事の場所が狭い。

 

時間によっては満員になってしまうので、早めの利用か、遅めの利用を心がけておりました。

 

 

その日も、件のお母様とそのお子さんと遊んでいたのですが、お昼も近くなってきたので、失礼します、と、私と息子は小上がりに向かいました。

 

小上がりはすでに結構な数の親子連れがご飯を食べており、私たちの座った席が最後の空きでした。

 

座って準備しよう…と、した瞬間、息子がトイレーと言い出しました。オムツ取れ始めあるある、ですね。尿意はいつだってエマージェンシー。

 

万一の時の着替えやタオルのことを考えると、荷物を持って行かない訳にはいかず、さりとて席を確保するために、何かを置いてくるような余裕もなく、

 

そのままカバンを持ってトイレ直行。

 

…といっても、それほど大きくない児童館、トイレも小上がりの横です。

「この状況、みんな見てるだろ」と思ったのです。ええ、そうですね、皆さん把握してらっしゃったと思います。

 

トイレから戻ってみると…

 

さきほどまで、仲良くしていたはずの親子が、ちゃっかり席に座り、ご飯を食べていました。

 

もう、席に空きはありません。

 

…いや、アンタ、それこそ一番、今の状況を見てた人だよね??え?そこ、座っちゃう?確かに空いてたけどさ…え?まじ?

 

息子はお腹が空いたと騒ぎ始めました。

 

ド隣で騒ぐ息子、唖然としている私。

 

気づかない訳がないのです。だって、他のママさん達、みんな見てるし。

 

でも、そのお母さんは、頑としてこっちを見ないんだなあ。

確信犯だ。その振る舞いがかえってその証拠になってるよー

 

私は、みんなの見ている前で、息子に静かにこう言いました。

 

「…息子君、残念だけど、とても残念だけど、息子君がトイレに行っているあいだに、お席が無くなっちゃったから、ここでご飯を食べることはできないんだ。『じゅんばん』だからね。先に座られちゃうと、もう使えないんだよ。『さっきは』『空いてた』んだけどね、息子君がトイレに行っているあいだに座られちゃったんだよ。『はやものじゅん』だから、しょうがないよね。今日は帰ろうね。おうちで食べようね」

 

怒りというより、こんな大人の姿を息子に認識させたくないけど、ちょっとないんじゃん?という気持ちを抱えつつ帰りました。

 

それからも児童館でその方によくお会いするのですが、

 

完全、不自然、全然、ガン無視。

 

おお、ライムっぽくね?

 

今まではむしろ仲良く話していたくらいの関係でした。私は自分に非はない!と思っていたので、フツーに今まで通り話しかけていたのですが、いつも目を合わすことなく、逃げていきます。

 

…そんな悪いことしたと思ってたなら、

やんなきゃいいのにな〜

 

ってか、一度のお昼ご飯で、あの人、児童館をとても居心地の悪い場所にしちゃったんですよね。バカだなあ。

 

そして、何も悪いことしてない私が無視される理不尽よ

 

という話ですよね。

 

いやさ私がムカついて無視する側ならまだわかるんだけど、なんでアンタがこっちを無視する??え?え?ってカンジです。

 

まあ、色々な人がいます。

 

昭和漂う児童館は、つい最近老朽化により取り壊されてしまいました。

寂しさハンパないです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子供のオモチャとしては、断然カプラがおすすめです。○ゴよりも、こっちの方が長く遊べます。お値段は張りますが、その価値アリです。我が家はワークショップにも何度か行きました。

児童館にもよく置いてある、無限積み木の元祖です。小3の息子、いまだによく遊びます。