頭の悪いタイトルになってしまった。

 

小学生は毎日元気に遊んでよく食べてよく寝るのが仕事!!

 

もうそれでいいんじゃないかとは思うのですが、非常に意外なことに、彼らは学生なんですよ!へえ、知らなかったなあ。

 

息子、別に名門でも難関でもないけど、それなりに対策しないと入れない私立小学校三年生。基本、元気なら入れるっちゃ入れる

 

息子はペーパーの数と図形はそれほど悪くないものの、お話の記憶、行動観察、お話づくり、ちぎりや折り紙、お絵描きあたりがあまり芳しくない、という、

いかにも男子にありがちなタイプでした。

 

あと運動もダメ

タングラムとかシーソーとかめっちゃ得意

 

意外っちゃ意外ですが、口頭試問も割と得意。

バカ物怖じしない性格で、無神経ちっとも緊張しないタイプなので、彼なりに考えて答えることができるのです。

(この”彼なり”というのがポイントです。学校はなにも立派な答えを求めているわけではなく、その子なりにちゃんと「考えている」ということに重きを置きます)

 

そんなこんなで入学した小学校、正直、勉強のできは全然心配してなかったんですよね。それが最初の漢字テストで奈落の底に叩き落とされることになります。

 

限りなく0点に近い、ひとケタの点数

 

…マジ?リアルのび太くん?

 

ちょっとあまりのシャレにならない事態に、仲良しのママ友にも言えなかった。こりゃ完全について行けてない。

算数のプリントも膨大で、もう全然終わらないし、漢字のテストは直して出す前に次のテストが帰って来ちゃうし、もうこれは「落ちこぼれ」の子です。

 

息子、1年生の1学期から、落ちこぼれくん

 

この事実は、

「…ひょっとして、入れる学校間違ったかな…」

と、後悔するのに十分でした。

 

たくさんの学校を見学して、その中で惚れ抜いて、この環境をぜひ息子に!と、思った大好きな大好きな小学校です。

 

先生も授業も素晴らしい。

 

でも、これって親のエゴだったの??

 

と悩むあいだにも、毎日のテストはブリブリと返却されます。直して練習して、また直して練習して。全然期限通りに出せなかったけど、必死でこなして行きました。

 

気がつくと1年生も終盤。

いつの間にか、ソコソコの点数が取れるようになってきていました。

 

その頃、ママ友とランチしつつ、その話になり、

「…いやー、今だから言えるんだけど、最初は息子、ヤバかったんですよねー」

 

するとどうでしょう。

 

「ウチも」「うちの子も」「もう退学になるかと思った」

 

皆さんそうでした。

 

そういや私の母が息子の漢字テストを見て、

「こんな難しいの、この子には無理よ!」

 

と叫んでいたなあ…(失敬な。私もそう思うけど

 

それから、夏休みに一学期のまとめをやろう!と市販の夏休みドリルを買って来たら、

 

なんと一日で30日ぶん、ぜんぶ解いちゃった

 

なんつー簡単なドリルだ、金返せと思っていたんですけど、

 

要するに、

「腐っても私立」

 

けっこう難しいこと、やってたんだなあ、という。

単に息子がバカなんだと思ってたよお母さん。マジすまんかった。

 

そして、その毎日の努力は、現在それなりに実を結んでいます。学校、先生、

見捨てないでいてくれてありがとう。

 

しかしそんな息子も、Z会のドリルはたまに苦戦してます。

Z会やっぱそれなり。

 

 

 

 

受験が終わった際、アンケートに答えたらもらえた教育図書21の「入学準備ドリル」が鬼畜の難しさで、「難関校に通る子はこんなの解くのかよ…」と唖然としたものです。が、あれ非売品って書いてあったからなー。皆さんにもお見せしたい。ほんとすごかったんだから。教育図書21のテキストはどれも好きです。なんか昭和っぽくてwww

という訳で信頼と伝統のZ会での復習をおすすめします。Z会、うちも入ってますが、やはり問題がいいです。